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Channel: Doremifaのサボテン
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横山大観展

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         京都ぶらぶら歩き

 

 皆さま こんばんは

 猛暑日が続いております。

 

 6月、7月は地震、豪雨と思いもよらぬ自然の力に驚き、怖さを感じ

ました。

 そして、何かと翻弄されました。気が付けば、京都の美術展も残

4日。最終日は混むので、猛暑の中を出掛けました。

 

 京都国立近代美術館 

 大観といえば、やはり「富士山」ですね。

 一見、デザイン風な中にも細かい色づかいで表現されていて、

色々な富士を味わうことが出来ました。

 ※絵はポストカードから。

 

 久し振りの京都なので、足の赴くまま少し歩いてみました。

 

 三条大橋

 木の橋はここだけ。

 池田屋騒動のときについたと言われる刀傷がありました。

 

 三条は旅の始まり

 旅と言えば、〇次さん、〇多さんのお二人。

 

 三条通りと池田屋騒動

 池田屋は、食事処になっています。

 

 龍馬通り

 三条周辺は龍馬がよく訪れ、右奥によく利用した宿があります。

 

 土佐藩邸跡

 龍馬宿のすぐ近く。ここを利用していたら無事だったことでしょうが・・・。

 

 四条大橋

 向こうに三条大橋。鴨川の左手は先斗町(ぽんとちょう)。

 

 祇園祭り

 お店の彼方こちらから、「コンチキチン」のお囃子が聞こえて来るので、

つい祇園まで足を延ばしてみました。

 そうでしたか、宵山(よいやま)が明日21日から始まるそうです。

 ふだん賑わう祇園の通りも、昼間は道行く人がまばらです。

 

 老舗の永楽屋さん

 歩き疲れたのでいつもの永楽屋さんの2階喫茶室で休憩。

 氷室(冷やし葛かん)、これは美味しかった! ごちそうさま。

 

  今日は猛暑訓練のような歩きになりましたが、久し振りの京都を楽しむ

ことができました。(感謝)

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 


あら不思議! サボテンの綴化

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 皆さま こんにちは

 猛暑日が続いております。

 

 暑い中、元気に花を咲かせているサボテンがあります。

 

 花の綴化(てっか)です

 

 これは、いま開花中の旧イスラヤ属の真理支天(Islaya maritima)

花です。

 二輪寄り添って咲いているのかなと思ったら、よく見ると一輪です。

 

 花が帯状に伸びてメシべが二箇所あります。花の綴化のようです。

 これまで見聞したことはありましたが、我が家のサボテンでは初めて。

 

 広く植物界に見られる突然変異ですが、やはり、珍しい現象ですね。

 ≪参照≫ クレオパトラの綴花画像   Yohoo! 検索から引用

 

 綴化サボテンの栽培

 こちらは花でなく、球体の綴化です。袖ヶ浦という台木に接いだ姫牡

丹です。

 

 成長旺盛で姫牡丹が扇子を広げるようにどんどん伸びています。

 一方の先端はうまく捩れているので大丈夫。

 

 もう一方の先端は真下に向かっています。

 このままだと台木を締め付けそうです。そうなる前に、先端の下がった

部分をカットして接木で増やすことも可能ですが、出来るものなら、この

まま、綴化サボテンらしく、うねうねと伸ばせないものかと。

 

 それで、硬質のプラ板を敷いて伸びる向きを変えようと試みましたが。

 生長エネルギーは逞しく、その圧力でプラ板が押し曲げられそう。

 

 こんどは、硬い割りばしをカットして、プラ板の下に補強。

 どうなることやら。これも栽培の楽しさです。続きはまたの機会に。

 

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

斑入りサボテン

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            変化が楽しめます

 

 残暑お見舞い申し上げます

 

 先日、8月9日は台風の影響で幾分涼しくなったので、約1か月ぶりに

軽く水遣りをしました。(北米物を除く)

 正直なもので、サボちゃんたち、一気に蕾を膨らませてきました。少し

早くお目覚めさせたかな・・・。

 

 ホルスティー

 

 テレサエ

 

 白鳥

 

 大鳳玉

 

 瑠璃兜錦

 

 紅鷹

 

 このサイズから斑が出ました!

 

  実生の瑠璃兜錦と、同じ種子から育てた無地の瑠璃兜です。

 

 この無地だと思っていた三本のうち一本の頂部に黄斑らしき

ものを見つけてびっくり。日焼け(白茶色になる)ではないし、肌

が綺麗だから虫害でもない。

 さて、このサイズからの斑の出現は遅いというか、稀に起こ

る現象なのか…成長が楽しみです。

 

 斑が消える!  (無地に戻る)

 テロカクタス属の紅鷹というサボテンの斑入りは珍しいので

交配用親木として栽培。ところが、綺麗だった斑が成長と共に

消えて、上部は完全に無地に戻りました。

 

 それで生長点をカット(胴切り)して、仔を吹かせました。

 青い部分からは無地の仔苗がたくさん。

 

 斑入り面からは、斑の入った仔苗が出ます。

 これを接ぎ木して増やすことが出来ます。

 

 暑い夏、サボテンの楽しいお世話は色々と続きます。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

サボテンの葉挿し

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               カルスと発根は別もの

 

 皆さま こんにちは

 

 今日は、雷ゴロゴロ、ふたたび猛暑日となりました。

 

 葉挿し(疣からの発根)

 

 これは、亀甲牡丹(ゴジラ)というサボテンの一部分、疣一つ分です。

 ふつうの疣なら径が3センチ程度ですが、これは約9センチもある

大疣です。

 静岡の業者さんを訪問した折、「挿し木すれば仔が出ますよ」と仰

り、頂いたものです。親株は豪華な優品だったことでしょう。

 

 (亀甲牡丹ゴジラのふつうの疣)

 

 持ち帰り、更に日陰で乾かして、その後、無肥料の土に挿して発根

を試みましたが、1か月経っても押すとグラグラ。

 抜いてみました。やはり未発根。どうやら、乾かし過ぎてカルス(傷口

の修復組織)の形成が過度になり、表皮が硬くて発根を妨げているよ

うです。

 

 硬くなった表皮を剥がしてみると、内部では発根の準備はできてい

ます。

 

 もう一度、ベンレート(殺菌剤)を振り掛け、そっと、埋め戻しました。

 こんどは大丈夫、仔吹が待たれます。

 それにしても、乾かすのも程ほどに !

  早めに土に挿すのが良さそうです。

 

 炎暑に咲く大龍冠

 

 今年も大龍冠が花を咲かせたので、交配・採種を試みました。

 白刺大龍冠A

 

 白刺大龍冠B

 

 大龍冠、淡いピンク刺C

 

 大龍冠の実生幼苗

 

 播種して3ヶ月目の幼苗です。発芽率はイマイチですが、元気に

育っています。発芽を良好にするには鉄イオンを含む活力剤に浸

してから蒔くとよいと言われています。

 

 業者さんからお聞きして、表面に軽石の細粒を被せたのは正解。

互いの根が絡むことなく、上を向いて育ってくれます。

 

 煮やさぬよう、乾かさぬよう

 

 真夏の幼苗の育ちには全滅させぬようご用心。

 元気な姿を見ると、こちらが元気を貰えます。(笑)

 

 ペクチニフェラ(種から3ヶ月目)

 

 赤花菊水(種から3ヶ月目)

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋の気配

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           台風一過、サボちゃんたちは

 

 皆さま こんにちは

 

 台風21号、怖い台風でした。

 ヒューヒュー、キューという異様な風の唸りに、温室が飛ばされないかと

心配しました。

 豊中市では観測史上最大の瞬間風速36.5メートルを記録したとのこと。

今日、市内を車で走っていたら各所で信号機が作動せず、警察官が路上

に出て交通整理をしておりました。屋根が飛んだり、壁が崩れたりした建

物も目に留まりました。

 

 今年は、地震、豪雨、台風、猛暑と、思いもよらぬ自然の力に、本当に

驚き、怖さを感じます。

 

 その対策ではありませんが、我が家は9月10日から本格的な家のリフォ

ーム工事を行うことに。屋根の漆喰、外壁、門柱、シャッターの塗装、雨樋

の交換、ベランダと温室まわりの改装、床の張替え、トイレの整備等々。

 家も早めに手を入れてやらないと、長持ちしないと思われるので。

 業者さんとの打ち合わせ、事前の片付けとごみの処分にてんてこ舞いの

日々でした。

 

 温室のサボちゃんたちは、蒸し暑い夏を乗り越えて、秋の成長期を迎え

ました。

 アリオカルプス属は頂部に綿毛がもこもこと盛り上がってきました。開花

の準備をしていることでしよう。いち早くお目覚めしたサボちゃんは、花を

咲かせたり、蕾を膨らませたりしています。ご紹介します。

 

アリオカルプス属 岩牡丹

 

同、三角牡丹

 

同、青磁牡丹

 

同、モンストローサ

 

同、連山

 

ロフォフォラ属 赤花鳥羽玉

 

同、赤花鳥羽玉

 

同、鳥羽玉

 

ギムノカリキウム属、緋牡丹錦

 

ネオポルテリア属、砂王女

 

マミラリア属 berfholdii

 

コリファンタ属、トリプギオナカンサ

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

東山魁夷展

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          京都ぶらぶら歩き

 

 皆さま こんにちは

 

 今日は朝から大雨でした。秋晴れが待たれます。

 

 先週末は、久し振りに京都へ。

 国立近代美術館に「東山魁夷、日本画の巨匠30年振りの大回顧展」を

見に行きました。

 

 さすが国立近代美術館です。代表作の『残照』『道』『緑響く』など80点の

風景画に、唐招提寺の『障壁画』などが大集合しておりました。

 

 個人的には、初めて見る『花明り』と『夕星』の二枚。この二枚の絵だけで

充分に堪能できました。

 どちらも画面が大きく見応えがありました。(写真はポストカードから)

 

 魁夷の絵は久し振りですが、やはり「静か」です。

 絵をじっと見つめて思いを巡らせていると、こちらも静かに澄んだ心にさせ

てくれます。

 

『花明り』(1968年)

 東山魁夷

 「山の頂が明らむと、月がわずかにのぞき出る。丸い大きな月。静かに古代

 紫の空に浮かび上がり、花はいま月を見上げる。月も花を見る。これを巡り

 合わせと言うのだろうか。これをいのちというのだろうか」

 

 満月に照らし出された枝垂れ桜が、なんとも華やかです。

 

『夕星』(1999年)

 東山魁夷

 「これはどこの風景と言うものでもない。そして誰も知らない場所で、実は私も

 行ったことがない。つまり私が夢の中で見た風景である。たぶん、もう旅に出る

 ことが無理な我が身には、ここが最後の憩いの場になるのではとの感を胸に秘

 めながら筆を進めている」

 

 天上の一点の星、一筋の光を画面にうんと近づいて見ました。

 四本の樹木は魁夷の大切な家族なのだろうか。最後の絵です。

 東山魁夷、平成11年5月6日逝去(享年90歳)

 素敵な絵が見れたことに感謝します。

 

そじ坊

 お昼は御池の「そじ坊」で信州そばをいただきました。

 京都らしい生わさびが付いていたのがうれしかった。天ぷらも温

かく、衣がコリコリして茄子が美味しかった。ご馳走さま。

 残りは家での冷ややっこに。

 これが風味がよく、市販の練りわさびと違って、鼻ツンが来ませんでしたよ。(笑)

 

 

 ご覧いただきありがとうございました。 

 

秋ですねぇー

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          サボテン&彼岸花

 

 皆さま こんにちは

 

 朝夕めっきり涼しくなりました。

 サボちゃんたちは、秋のゆるやかな成長期を迎えています。

 春に続く開花がぼちぼち始まっています。

 これからは晩秋のアリオカルプス属(牡丹類)の花祭りが待たれます。

 

 開花中のサボテン

 

 瑠璃兜錦と瑠璃兜

 

 緋牡丹錦

 

 帝冠錦

 

 トリプギオナカンサ

 

 花籠

 

 採種

 

 大龍冠

  今年は輸入球二株とも着花せず。採種が思うようになりませんでした。

  採種できたのは一果のみでした。

 

 メロカクタス・マタンザヌス

  自家受粉します。結構、大きめな種子です。

 

 カイガラムシ被害からの回復

  アリオカルプス属(牡丹類)にはカイガラムシが付きやすいというか、綿毛

 の中に隠れて気付かないことが多いです。

  カイガラムシに体液を吸われると葉(疣)の色が褪せて観賞価値がなくなり

 がっかりです。今は、スプラサイド(薬剤)を使用して完全駆除を図っています。

  3年前に被害に遭った「三角牡丹」(輸入群生株)と「玉牡丹」です。やっと、

 葉の汚れ(傷あと)が下部に回り、綿毛も吹いてきました。

  今秋は花が期待できそうです。辛抱して育てていると好くなってきます。

 

 

 秋ですねぇー

 我が家の庭にも秋がやってきました。

 彼岸花があちらこちらから芽を出したかと思うと、数日で花が咲き始めました。

 数えると100本以上ありびっくり。

 

  ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

サボテンの蒐集

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          すこーし蒐集しました

 

 皆さま こんにちは

 

 秋はサボテンの行事が続きます。色んなところに出掛けて、魅かれる

サボテンに出会うと蒐集したくなります。ご紹介します。

 

 〇スクレロカクタス属 月想曲 

   (Sclerocactus mesae-verdae)

 

 稀少種。最近、業者さんのハウスでも見掛けなくなりました。

 やはり、マニアックな愛好家さんは持っているものです。「種を蒔いて、

それを接ぎました。よく花を咲かせますよ。」とのこと。採種が楽しみです。

 

 自生地はアメリカ・コロラド州。

 平尾博氏の『原色・サボテン写真集』(1980年発行)では、本種は、「月の

輪殿」と共にコロラドア属(一属2種)とされていました。

 野生株は大阪Y園で、随分昔に一度見たきり。珍しいサボテンです。

 

 〇アリオカルプス属 兜丸

 

 これほど「白い兜」が安くなったものです。昔は数万以上で高嶺の花で

した。愛好家による「白い兜づくり」の情熱、技術、繁殖の賜物です。

 

 こちらは自生地の兜丸で、野生株は白くもなく素朴です。

 園芸種の「白い兜」は、その作出のプロセスで「白瑞鳳玉」や「白鸞鳳玉」

と交配して、その白さを生み出したとも言われています。

 

 最近は、自生地の兜丸に魅力を覚えます。とは言え、今では第一級の輸入

禁止サボテンです。国内にある自生地の兜丸は、輸入禁止から久しいので、

ほぼ消滅していることでしょう。

 子孫を遺しておかなくてはと、実生栽培を行っています。

 

 〇ユーベルマニア属 ペクチニフェラ錦

 

 暗い緑、赤褐色の地肌に黄色い斑が入ると綺麗です。採種用です。

 

 こちらは、以前に蒐集したものです。

 

 〇エキノマスタス属 英冠

 

 赤刺の美しい輸入球です。未だ、新しい根が出ていません。

 

 

 追記  いま、庭の彼岸花が満開です

      開花は短いので写真を撮ってポストカードを作りました。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アリオカルプスの季節①

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      待ちに待った花が咲きました

 

 皆さま こんにちは

 

 家のメンテナンス工事の真っただ中で、慌しく日々が過ぎていきます。

 シャッターや外壁の塗装がほぼ終わり、温室への出入りも気にせず

出来るようになりました。

 

 今年は、大阪北部地震でサボテンの鉢が倒れたり、猛暑日が続い

たりして、秋咲きのアリオカルプスの開花が心配でした。

 例年より一週間遅れましたが、無事に花を咲かせてくれました。

 三角牡丹、岩牡丹、花牡丹、竜角牡丹なども、次々と蕾をあげてき

て、いよいよ、アリオカルプス属の秋祭りがやって来た感じです。

 

 花が咲くのは、サボテンが健康である証拠ですから、花を見るのは

うれしく、ほっとします。

 ご紹介します。

 

 亀甲牡丹(古い輸入球)

  頂部の綿毛がモコモコしてきて、綿毛の中で蕾が膨らみ、一気に

開花します。眺めていて感動する一瞬です。

 

 連山(古い輸入球)

  亀甲牡丹のように、葉(いぼ)のふちに切れ込みがありません。

  

 実生球。若いうちから花を咲かせます。

  亀甲牡丹の花

 

  連山の花

 

 自生地の連山/メキシコ・コアウィラ州

 

 

 

  熱射のもと、ブッシュや石ころの陰に多く見られます。

 

  肌色は白っぽく、球体を保護しているように思われます。

  ハウス栽培の青々とした姿とは雰囲気が違います。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

  

プロの職人さんたち

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     家のメンテナンス、あと一息

 

 皆さま 今晩は

 

 家のメンテナンスで慌しい日々を過ごしていたら、もうすぐ十一月。

 九月下旬から始まった工事でしたが雨の日が多く、それに地震や台風による

屋根の修理待ちのお家が沢山あり(一か月待ちが多数)、職人さんたちも掛け持

ちで「てんてこ舞い」の状態らしい。それでも、我が家には来ていただけるし、進

捗状況もまずまず。

 

 今日は、待望の足場の鉄骨と工事幕が撤去され、やれやれでした。

 やっと、牢屋暮らしから解放されました。1か月ぶりに窓から部屋の中に太陽光

が差し込み、秋風が心地よく感じられます。

 

 それにしても職人さんのチームワークは最高でした。それぞれのパートの方が

プロの技術と仕事への誇りをもって丁寧に仕上げて下さった。

 外壁の塗装では、養生(ようじょう)と言うらしいのですが、塗料が不要な所に付

かないようにビニールシートとテープで覆っていく作業は大変そうでした。

 

 屋根の作業も危険が伴うので大変と思われる。ところが、流石、プロの瓦職人

さんです。漆喰の入った重いバケツを片手に狭い足場をひょいひょいと上って、

屋根のてっぺんから庇までを丹念にチェックして補修。これで、15年程度は大丈

夫とのこと。

 

 残りはガレージとベランダのリフォームです。ゴール目前です。

 この間の職人さんたちの誠実な仕事ぶりを拝見していると、心底から感謝の気

持ちがわいてきます。

 

 追記

 シロアリ作業の事前準備で、床下収納庫を整理していたら思わぬものが出てき

てびっくり。5年前に漬けておいた梅酒の飲み忘れです。

 古いけど飲める? 飲めないどころか5年ものは最高! 何とまろやかなコク。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

味覚の秋

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             果物も美味しい   

 

 昨日は「柿の日」だったようです。

 俳人、正岡子規が明治28年10月26日からの奈良旅行で

 『柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺』を詠んだことにちなんで、そ

んな日が設けられたと言う。

 

 私は「柿の日」は知りませんでしたが、先日、奈良の親戚か

ら柿が送られてきました。

 奈良産の「刀根早苗」(とねわせ)という品種でしたが、これが

甘くてやわらかな舌触り。うれしい頂ものでした。

 柿も旬で、店先には、各地の銘品が並んでいます。見たこと

のないようなジャンボ柿も。

 

 秋の果物と言えば葡萄。店先で眺めていると、少々お高いのですが、偶に

はよいかと買ってしまいます。

 

 種なしピオーネ

 「種なし」が人気なのか、「種なし巨峰」やら「種なしピオーネ」やら、やたらと

種なしの文字が目に留まります。

 植物は、実が出来れば、ふつう実の中に種が出来るものです。このピオーネ

は受粉(交配)しないから種が出来ないらしい。房ごと「シベリン」という液に浸す

ことで実を作るという。

 とは言え、買ったピオーネには、ゴマ粒程度の未熟な種が入っていました。(笑)

昔の名残りでしょうか。粒が大きく食べやすい葡萄でした。

 

 シャインマスカット

 これも種なしでした。種なしどころか、こちらは皮ごとシャキシャキ。

 甘くて食感がとても好い。

 実りの秋、美味しい果物が色々です。ありがたいことです。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

アリオカルプスの季節②

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       Rayonesの竜角牡丹

 

 皆さま こんにちは

 

 竜角牡丹が二度目の花を咲かせました。

 連山や亀甲牡丹も繰り返し開花しています。玉牡丹、青磁牡丹など白花系

が遅れ気味ですが、もうすぐ咲きそうです。

 

 この竜角牡丹は径13センチの輸入球です。この春、葉の付け根に腐りが

見つかり二枚カット。早く気付いたので助かりました。

 輸入の竜角牡丹、黒牡丹、姫牡丹など、アリオカルプス小型種の大球は腐

りやすいので要注意です。「高価なものほどよく腐る」と言われています。

 

 竜角牡丹と言えば、メキシコ・ヌエボレオン州・Rayonesの自生地が懐かしく

思い出されます。Rayonesという言葉の響きも好いのですが、山々の風景や

竜角牡丹の生えている姿には感動しました。

 

 角張った小石に擬態しているよう。球体のほとんどを土の中に隠しています。

 野生株はこのような姿で生きています。

 

 温室の竜角牡丹は腐らないように、少し小さめな鉢に植えています。

 球体を隠そうにも塊根が鉢底に閊えて潜れません。

 

 それでも、実生の小苗を見ると、結構、潜っていますね。

 

 追記 出来ました!

 

 ミニ・フレーム(第2号)を製作しました。

 1号フレームに比べ、太い角材、L字金具、ネジくぎなどを使って頑丈に作りま

した。

 

 2号フレーム設置。

 栽培スペースがほんの少し増えるだけでもうれしいものです。

 1号フレームは、リフォーム工事をした2階ベランダに引っ越しです。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

富山へサボテン旅行

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    優品がお土産に出来てラッキー!でした

 

 皆さま  こんにちは

 

 先の土日は、サボテン仲間11名で一泊2日のサボテン旅行に出掛けました。

 富山県にはサボテンクラブも設立され、愛好家の多いサボテン処です。

 

 訪問先の愛好家の自宅庭には大きなハウス数棟あり、各種サボテンが大量に

栽培されていました。綺麗に作られた牡丹類が一斉に花を咲かせており壮観。

 

 ロフォフォラ属の輸入テキサーナが目に留まりました。

 どのサボテンも美しく作られているので感動しました。

 

 老球も大事に保存されていました。

 栽培主の栽培歴を物語るようなサボテンたちです。

 

 温室に入ったり出たりを繰り返して、優品を拝見したり、栽培主さんに伺ったり、

お気に入りを探したりと、午後のひとときを夢中になって過ごしました。

 

 良いものを見ると欲しくなるものです。

 業者さんでは無いので、ふつうは愛好家からオネダリをするのは躊躇されます。

 このたびは、ご一緒した狂仙会・会長とお付き合いがあって、お陰で、参加者全

員が快く分けていただくことが出来ました。本当にラッキーなことでした。

 

 お土産苗

 

 連山(実生の作り込み)

 

 連山(大疣)

  

 亀甲牡丹

 

 花牡丹錦

 

 花牡丹錦

 

 ホルスティー

 

 

 富山駅前のホテルに宿泊。晩餐会は越中料理『五万石本店』で美味しい地元

料理に舌鼓しながら歓談。うれしいお土産がゲット出来たので盛り上がりました。

 

 帰路、全員で長浜市の「廣仙園」に立ち寄って追加蒐集。

 湖畔のレストランでランチをして解散。

 このたびは富山の愛好家さん、廣仙園さん、一緒に参加した皆さんのお陰で

楽しいサボテン旅行になりました。ありがとうございました。(感謝)

 

 追記  想定外、スクレロカクタス「月想曲」が自家受粉

 

  九月下旬に花が咲き、今、二度目の花を咲かせています。(写真)

 

  九月に咲いた数輪のうち一輪だけ子房が膨らんで花殻が落ちません。

  どうやら、偶然に自家受粉したようです。大きな種子が入っていました。

 

 

  ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

アリオカルプスの季節③

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     大型種の三角牡丹が咲きました

 

 今晩は 秋の深まりを感じるこのごろです。

 

 富山旅行から帰宅した翌日、温室の中に入るとアリオカルプス属(牡丹類)が

満開になっておりました。花祭りももうすぐ終わりです。写真を撮りました。

 

 三角牡丹(輸入球)

 アリオカルプス属の大型種です。花色はクリーム黄色~白色。

 

 三角牡丹(輸入球の群生)

 一昨年の初夏にカイガラムシの被害に遭い、二年間は満足に開花せず。

 今秋、群生の二頭に花が来てうれしくなりました。

 

 隣の二頭は未だでした。

 でも新しい葉が出ています。サボテンも徐々に回復するものです。

 

 赤花三角牡丹

 赤花種の葉は先が細くなり、先端が少し反り返っています。

 

 赤花三角牡丹(輸入球)

 赤花種のコロニーは未訪問です。

 仙友は「写真で黄花と赤花が入り乱れて咲いているのを見た」と言います。

 

 三角牡丹の自生地

 メキシコ・Jaumaveの三角牡丹自生地を二度訪ねる機会がありました。

 三角牡丹は平地に生えています。

 

 これが自生地の三角牡丹です。何本、見つかりますか。

 

 これは分かりやすいですね。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

アリオカルプスの季節(完)

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       今年もよく咲いてくれました

 

 皆さま 今晩は

 今日は小春日和の気持ち良い天気になりました。

 

 十月初旬から始まったアリオカルプス属の花祭りもいよいよお終いです。

 このサボテンの醍醐味は、もこもこ綿毛の中から大きな蕾が顔を出したと

きでしょうか。命の輝きを感じさせてくれる一瞬です。

 

 三角牡丹

 

 青磁牡丹

 

 岩牡丹

 

 アリオカルプス属の小型種である黒牡丹と姫牡丹(白花)。

 どちらも輸入球で成長はゆっくりです。それでも長年お世話をしていたら仔を

吹いてきて、少しずつ大きく育っています。

 大型種に比べて腐り易いので水遣りに気を付けています。

 

 黒牡丹

 

 白花姫牡丹

 

 黒牡丹の自生地風景

 メキシコ・ヌエボレオン州など。

 小高い山のなだらかな斜面に生えていました。

 

 ありました!  わかりますか?  赤茶の石の左側に。

 

 沙漠の強光線のもと、多くの葉が赤茶色をしています。

 

アリの目線で撮ってみました。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 


京都紅葉ドライブ

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             日本の秋は美しいね

 

 皆さま こんにちは

 

 紅葉の季節。

 毎年、秋の京都を歩くのは楽しみの一つです。

 紅葉は「洛北」から見頃になるので、先日、大原三千院と寂光院を訪ね

ました。

 

 大原の里は遠方で、電車・バスの乗り継ぎは大変なのでマイカーで。

 カーナビに「三千院」を入力すると意外に早く1時間半で到着するという。

 それで、朝ゆっくり出掛けたら、京都市内が混雑していて通り抜けるのに

半時間余計に掛かってしまった。このシーズンの京都は凄い人出です。

 

 京都大原三千院

 創建が最澄上人(767年~822年)であるから、受付を済ませ客殿に入った

所に、『一隅を照らす、これ即ち国宝なり』と、最澄の聖句が飾られています。

 我流で勝手に解釈させていただくと、「謙虚に誠実に生きている人は、誰で

も国の宝ですよ」と言うことでしょうか。

 

 境内を散策

 杉木立の中、色付くモミジも散り敷くモミジも、苔の大海原も、都会の住宅地

に住む者にはとても見ごたえがありました。

 

 京都大原寂光院

 周知のとおり、平清盛の次女、建礼門院徳子の隠棲した尼寺です。

 徳子は高倉天皇の女御として入内し安徳天皇を産み、壇ノ浦の合戦で敗れ

て入水したが助けられて帰京。のち大原の寂光院で仏に使え余生を送ったと

言われる。

 

 石段をのぼっていくと「寂光院」と書かれた門があり、真正面に本堂がありま

す。本堂も庭園もこじんまりとした佇まいです。

 

 境内を散策

 鐘楼には『諸行無常の鐘』と案内書きがしてありまました。

 高校時代の「古文」のテスト勉強で丸暗記した『平家物語』の冒頭のリズミカ

ルな一節が出てきます。このお寺を訪れたどなたも想起されることでしょう。

 

 『祇園精舎の鐘の声  諸行無常の響きあり

  沙羅双樹の花の色  盛者必衰の理をあらわす

  おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし

  たけき者も遂には滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ』

 

 どちらのお寺も、大原の里も、美しい自然と深い歴史がありました。

 帰路は、市街の混雑を避け滋賀県・琵琶湖側から。日没まで時間があるの

で久し振りに『びわ湖花街道』に立ち寄って温泉でくつろぎました。

 秋の京都、こんどはてくてく歩いてみたいな。

 

 ご覧いただきありがとうございました。 

 

 

天然の美

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       秋色が目に沁みました

 

 皆さま  こんにちは

 

 昨日、京都・洛東の「哲学の道」を歩いて、彼方こちらのお寺を訪ね

ました。今年さいごの紅葉歩きとなりました。

 

 東山慈照寺(銀閣寺)

 足利義政が建立した禅寺。

 応仁の乱という長い戦乱の世が終わり、義政は疲弊した心をいやそ

うとしたのでしょうか。祖父、足利義満の金閣寺に比べて、いかにも地

味な漆黒のお寺です。

 日本のわび・さび文化の始まりと言われています。

 

 火灯窓(かとうまど)から覗いた庭

 

 小高い山から眺めた境内

 

 哲学の道

 このシーズン、大勢の人が往来しています。

 

 法然院

 茅葺の門が素敵です。

 その門から覗いたモミジの眺めも素敵です。

 

 拝観無料というのは珍しく、うれしい。

 

 境内へ入って振り返ると・・・

 

 モミジの古木というか、驚くほどの高木です。

 

 永観堂 禅林寺

 さすが、その名も高き「もみじの永観堂」です。

 境内全体が無数のモミジで染まっていて、秋色が目に沁みました。

 

 永楽屋本店

 帰路、四条河原町に出て、いつものお店で休憩。

 秋~冬バージョンの「餅ぜんざい」が登場していてラッキー!

 お土産は、ここの「おはぎ大」二種入りを持ち帰りました。

 立派な木箱に入っておりました。さすが、老舗の永楽屋さん。

 

 きょう一日、長い道のりを楽しく歩けました。(感謝)

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

極小サボテン

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        松露玉(しょうろぎょく)

 

 皆さま こんにちは

 

 久し振りのサボテンブログです。

 

 寒さが一段と厳しくなり、陽射しが短くなって、秋咲きのサボテンは開花を

終えました。

 そんな中、先日の小春日和の陽気に誘われるように松露玉(輸入球三鉢)

が花を咲かせました。ご紹介します。

 

 松露玉 Blossfeldia liliputana

 一見、何の変哲もないサボテンに思われるのですが、知れば知るほど凄

いサボテンです。

 

 アンデスの高地に生きる一属一種の稀少種

 故郷はボリビア南部およびアルゼンチン北部のアンデス山脈東側。

 標高1200~3500mに自生している。岩山のわずかな隙間に生えており

見つけにくい。乾季になると球体が縮み、紙きれのような有様で岩に張り付

いている。

 

 日本への導入と先人の努力

 1958年(昭和33年)春。仙界に多大な業績を残された加来得四郎氏の努

力で初めて原産地球が輸入された。当時の様子は、同じく仙界の発展に寄

与された平尾秀一氏(シャボテン社を設立し機関紙シャボテンを発刊)の「シ

ャボテン19」(1958.Sep)に記載されている。以下の通り。

 

 「皆、目を見張ったもんだ。何しろ、その小さい事。最大球で1センチそこそ

 こ。小球(とは言っても親球)に至っては、マッチの頭ぐらいしかない。それを

 1個譲り受けて帰った人が、どこかに置いた途端見失って今だに見つから

 ないそうである。

 さて、その栽培が存外厄介で乾かせばミイラになり、湿らせれば腐りだすと

 いう状態で輸入後半年の現在、なお健在なのは極めて少ない様だ。私も散

 々手を焼いたあげく10個ほど接いだ内で2個が幸運にも活着。今度は非常

 に元気で一球が30頭にも群生し、なお続々と殖える勢いである。今後は精

 々接いで殖やして同好者を喜ばせたいと思っている。」(平尾秀一)

 

 引用が長くなりました。

 今日のサボテンの普及は、先人のこのような努力の賜物と改めて気付かさ

 れました。

 

 私の栽培

 輸入球の栽培は、今では当時より情報も豊かで、思ったよりも容易です。

 ハウス内の日陰のできるような所に置き、年中、軽く遮光。

 夏の熱焼けだけは用心。適温は15℃から25℃で良く成長する。

 水遣りは折々、球体に軽く噴霧するだけ。表皮のアレオーレを通じて水分を吸収する。

 

 種蒔は2年連続で失敗。種子が埃のように超微小で発芽後の管理が難しい。

 来年こそはと思っている。

 それにしても輸入群生球は何年もの?種からだとこのサイズには、50年いや100年

 でも無理かな・・・サボテン、長寿です。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

幸せを呼ぶ青い鳥

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                 初冬散策

 

 皆さま こんにちは

 

 久し振りに近くの公園を散策しました。

 晩秋から初冬へと一気に景色が変わっておりました。

 

 晩秋の黄色い絨毯

 落ち葉が舞う中、季節の感触を味わいながら歩いたのですが、もう、

 すっかり葉を落としました。

 

 鈴懸の木(Platanus)

 いちばんの大木、古木です。

 倒れなくて良かった。晩秋のプラタナス

 

今年も沢山の実をつけました。

 

 台風

 今年の台風で公園の樹木は無数に倒れました。

 今でも片づけが儘ならぬほどです。

 

 青い鳥・ルリビタキ

 そんな中、ルリビタキが高い山から戻ってきました。

 今日は久し振りの出会いにうれしくなりました。

 

 環境が変わったけど、どの野鳥も次々と戻ってくれますように。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

公園散策(続)

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       水辺を好む黄色いセキレイ

 

 皆さま こんばんは

 

 きょうは、早朝に雨が上がると、青空が広がり散策日和になりました。

 朝夕の散策は日課です。夕方は、サイフォン珈琲の誘惑があって、遠

いお店までルンルンと歩きます。

 朝は、寒くて億劫ですが、このごろ野鳥が観察できるようになったので

公園に足が向かいます。

 

 きょうは、「のん」さんからのコメントにあった「アメリカンフー」を見てお

こうと出掛けました。

 この樹です。アメリカンフー=モミジバフー(紅葉葉楓)です。

 夏の青葉から秋の紅葉へ。彩の変化が特に美しいです。

 

 実がついていました。のんさんの仰る通り。

 色スプレーしてクリスマスツリーに飾りたいですね。

 

 こちらは、プラタナスの実。よく似ています。

 

 台風の爪跡がここにも。

 

 水溜まりでキセキレイ(黄鶺鴒)を見ました。

 冬になり公園の水辺に戻ってきたようです。

  

 からだの下側の黄色があざやかですね。

 

 積もった落ち葉を掻きわけて、小さな木の実を摂食していました。

 

 知り合いのウォッチャーさんに彼方こちらで出会い、ミソサザイ、ミヤ

マホオジロ、アオジが来ていると教わりました。野鳥の季節到来です。

 

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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