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Channel: Doremifaのサボテン
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みーつけたー

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          春ですねぇ

 

 皆さま こんにちは

 

 お花見日和が続いています。

 自宅近くの公園を散策していたら、たくさんの春が目に留まり

ました。

 

 桜花

 今年は開花が早かったから、こちらではもう散り始めましたよ。

 やはり桜を眺めると心が和みますねぇ。

 

 春の恵み

 ヒヨドリ

 

 ヤマガラ

 

 ミツバチ

 

 1年振り

 ヌートリアは池に潜って睡蓮の根っこをちぎり、水辺で食べています。

 それにしても良く肥えて元気そう。

 

 イタチ

 可愛い容姿ですが、どちらも、駆除の対象になっています。

 

 日向ぼっこ

 カワウは濡れた羽を広げて日光浴

 

 カメの甲羅干し

 

 捕らえた! 

 一瞬でしたが魚をくわえています、ダイサギ。

 

 もうすぐ巣立ち

 

 初夏を彩る水鶏(くいな)

 ♪くいななーき・・・・夏は来ぬ。早々とお出ましだね。

 

 白花たんぽぽ

 黄花ばかり。偶に見掛けるとうれしくなりますね。

 

 野鳥もよく目に留まります

 コゲラ

 

 ミソサザイ

 

 

 散策は快適でした。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


'2018 サボテン&多肉植物展

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      明日から「咲くやこの花館」で開催です

 

 皆さま こんにちは

 

 サボテンブログです。

 

 <展示準備>

 今日は展示会の準備に出掛けました。館内の広いフラワーホールを沙漠植物で

埋め尽くすのは大変ですが、関西の趣味家から沢山の苗が搬入されました。それ

に、バックヤード温室からの苗も加わり、南北アメリカ大陸、それにマダガスカル島

の珍しい沙漠植物が勢揃い。質の高い展示内容になりました。花が咲いているもの

も沢山で楽しめますよ。

 

 <ご利用案内>

 '2018 サボテン・多肉植物展

 会 場 咲くやこの花館

      大阪市鶴見緑地公園2-163

           地下鉄「鶴見緑地駅」から徒歩10分

 開催日 4月10日(火)~4月15日(日)

時間  10:00~17:00(入館は16:30まで)

 

 <業者さんの出店・即売会> (注・写真は昨年度)

 

 信用の高い業者さんから良い苗が安心して購入できます。

 姫路カクタス(兵庫県)、山城愛仙園(大阪府)、日本カクタス企画社(福島県)

 たにっくん工房(奈良県)、カクタスニシ(和歌山県)、芳明園(大阪府)が出店。

 昨年もお土産苗を購入される方が大勢でした。

 

 

 <展示風景> (注・写真は昨年度)

 

 

 <咲くやこの花館>

 日本最大級の温室で世界の植物に出会えます。

 

 このたびは催し物のご紹介になりました。

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

盛況裡に終了

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         サボテン・多肉植物展

 

 皆さま こんにちは

 

 咲くやこの花館で開催された『サボテン・多肉植物展』が、昨日、盛況裡に

終了しました。

 連日、大勢の入館者があり、特に、土日は約千五百人の入館者がありまし

た。大勢の方が珍しい植物を熱心に見学され、カメラに収めたり、相談コーナ

ーで栽培法を訪ねたり、お土産苗を購入されたりして、たいへん賑わいました。

 

 フラワーホールでの展示風景

 

 業者さんの即売ブースが六つ出ましたが、どのお店も商売繫盛でした。

 初日の土曜日で半分近く売れたお店がありました。最近のサボテン人気を反映

しているようです。

 

 売店風景

 

 このたびは、関西の愛好家35名から180点の出品がありました。これに、バッ

クヤード温室からの出品が加わり、充実した展示内容になりました。

 

 展示品・サボテンもいろいろです

 

 ミラクル系兜丸・実生

 

 ナピナ

 

 白美人

 

 バッテリー綴化

 

 岩付さいばい

 

 光琳玉・実生

 

 緋牡丹錦

 

 最終日は、サボテン仲間が勢揃いして歓談。狂仙会から参加賞として出品者に

高級メロンが贈呈され、家族へのうれしいお土産になりました。

 午後5時閉館、片付けをして散会。

 皆さん、お疲れさまでした。業者さんも遠路からお疲れさまでした。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

北米の難物サボテン「英冠」の栽培

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           輸入球が初開花

 

 皆さま こんにちは

 

 今日は夏日を思わせる暑い一日でした。

 

 サボテンも百花繚乱の季節です。

 次々と花を咲かせていますが、初めに北米のサボテン「英冠」の開花と交配

についてご紹介します。

 

 エキノマスタス属の中で一番栽培が難しいと言われる「英冠」は、輸入球は高

価なのに腐りやすいと敬遠されがちです。マニアックな趣味家には魅力的なサ

ボテンです。

 一昨年から蒐集した輸入球五本が無事に発根して、それぞれ球体が膨らみ

新刺を伸ばしています。

 

 そのうち一本がツボミを付けたのには、びっくりと言うか、うれしい気分になり

ました。4月10日に待望の開花を見て交配を試みました。

 

 交配相手の別の「英冠」(接ぎ木)二本は、既に花が終わっていましたが、花粉

をアルミホイルに包んで冷蔵庫に保存していたので、これを使ってみた。

 花粉は一週間経つので成功するかどうかは?、ダメ元でやってみた。

 昼間にめしべの柱頭が全開したときが受粉のグッドタイミングです。ところが、

受粉が成功すれば閉じるはずの花が翌日も開花。やはり花粉の寿命か?と思っ

たが、最後の手段として、めしべの花柱をカットして元の方に直接花粉を付けて

みた。すると、どういうわけか、その日に花を閉じて、数日後に子房が膨らんで

きた。

 色々やってみると、なんとかなるものですね。保存していた花粉が役立ちまし

たよ。

 

 こちらは、3月下旬から4月上旬に花を咲かせた「英冠」(接ぎ木)です。

 交配も成功して子房が膨らんできました。

 

 こちらは「黄花英冠」の実生です。こういう花色も好きです。

 

 輸入球の英冠が昔から難物と言われるのも、輸入時の根の状態が悪くて、発根

が困難だったこともあるのでしょう。

 無事、発根すれば、あとは夏を出来るだけ風通しの良い所で涼しく過ごさせるこ

と。それに、水遣りの時期を間違わないことでしょうね。

 

 次回も北米サボテン、天狼の開花などをご紹介します。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

北米の小型サボテンの花

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        少ーし、栽培しています

 

 皆さま こんにちは

 

 サボテンの花を写真に撮りました。北米サボテンの花を少しご紹介。

 

 スクレロカクタス・天狼(てんろう)

 接ぎ木株が元気に育ち、待望の花を咲かせました。花は、スクレロの代表

種「白紅山」(美花)を思わせるような堂々とした美しい花ですね。

 

 昔は、≪ウタヒア属の天狼≫と言われ、一属一種の珍しいサボテンでした。

 このサボテンに初めて出会ったのは、約四十年前に大阪Y園を訪ねた時の

こと。床に置かれた小箱の中に、米国紙に包まれた十数個の輸入球が目に

留まりました。どれも珍しい「ペディオ」や」「スクレロ」たちに胸が高まりました。

その中に、ハリネズミのように強い刺で被われたサボテンがあり、園主に伺う

と、「アメリカの趣味家から引き取った品々で、それは天狼」とのこと。憧憬の

念を抱く「天狼」でしたが、貴重な輸入球一株ではとても購入は難しいと思い

眺めるだけで諦めました。それ以来、天狼の野生株は目にしていません。

アメリカの自生地でも数が少なく、絶滅寸前の貴重なサボテンになっていると

思われます。

 

 現在、種子の入手も難しく、実生球を目にすることもありません。接ぎ木苗

が入手できる程度。ただ、接ぎ木も搔き仔繁殖を繰り返すと、どうも花が咲き

にくいように思われます。

 このたびは、開花したのでラッキー。相方を探して採種する楽しみができま

した。

 

 スクレロカクタス・白紅山

 昨年、「生長障害」がおきて刺が伸びませんでした。今年は回復して、新刺

が出てツボミもつきましたが開花に至らず残念。

 

 エキノケレウス・ダビシー

 小型種なのに大きく美しい花を咲かせます。アメリカ・テキサス州。

 

 エキノマスタス・桜丸

 命名通り、新刺も花もピンク色の入るサボテンです。

 

 エスコバリア・ミニマ

 小型種。仔を吹いて群生します。アメリカ・テキサス州。

 

 エスコバリア・アルバソニー

 硬く密生した刺が美しい。ツボミが見えます。もうすぐ開花です。

 アメリカ・カリフォルニア州。

 

 ペディオカクタス・二グリスピヌス

 実生で元気に育っています。

 

 ペディオカクタス・斑鳩

 以前は「飛鳥」と共にナバジョア属に分類されていました。

 

 ペディオカクタス・星華玉

 一見するとマミラリアのようです。元気に群生していますが未開花株です。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予想以上の開花

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              どれも美しいです

 

 皆さま こんにちは

 

 サボテンの開花が続いています。

 今年は冬の寒さが厳しく、寒暖の差が大きかったからでしょうか。例年より

花付きが良好です。

 

 白鳥(マミラリア属)

  マミラリアの人気種。白い球体が汚れないように、鉢底から水を吸わせ

  たり、鉢土の表面にガラ石を敷いたりしています。

 

 白鷺(マミラリア属)

  白鳥に酷似していますが栽培がやや難しそうです。円筒形に伸びやすい

  ので、光線をよく当てて出来るだけずんぐりした形になるように、ゆっくり

  育てたいです。

 

 テレサエ(マミラリア属)

  上品な花

 

 デュエイ(マミラリア属)

  可愛い花

 

 玉翁殿(マミラリア属)

  白く長い毛を吹かせたいのですが、栽培も然ることながら、やはり性質が

  左右します。最近、優品に人気があるようです。

 

 ラウシー(スルコレブチア属)

  ドイツ実生。体色が赤みがかるタイプ。「スルコ」の花は鮮やか。

 

 マクドガリー(オルテゴカクタス属)

  一属一種の珍しいサボテン。灰緑色の体色に黄花が映えます。

  輸入球(群生)は未開花です。

 

 天狼(スクレロカクタス属) 再登場

  引き続き、三輪、花を咲かせました。

 

 アルバソニー(エスコバリア属)再登場

  開花しました!  ツボミが三~四個きています。

 

 ヒントニー(アステキウム属)

  実生球は、開花まで年数を要します。

  輸入球は大きく、稜が太いです。

 

  開花を見るたびに自生地の白い山に生える姿が浮かんできます。

 

  ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがエキノケレウス

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         美花サボテンです

 

 皆さま こんにちは

 

 今日は好天気になりました。

 サボテンの開花が続いています。今日は「赤太陽」が一気に花を咲かせ

 温室内が一段と華やかになりました。

 

 赤太陽(エキノケレウス属)

 今年は花付が好いです。主頭に大きな花が五輪咲くと華やかです。

 

 リンゼイ(エキノケレウス属)

 同じエキノケレウスでも、こちらはうねる刺に魅力を感じます。

 

 鶴巣丸(テロカクタス属)

 テロカクタスも次々と開花。強い黒刺が邪魔をして窮屈そう。

 

 天晃(テロカクタス属)

 属の代表種です。もう7~8年作っていますが、成長が遅くてなかなか

 大きくなりません。絹のような艶のある白花が気に入っています。

 

 緋冠竜(テロカクタス属)

 天晃よりも刺の強いタイプ。この属の人気種。

 

 紅鷹(テロカクタス属)

 球体の径が約13cmあり、大きな花を咲かせます。

 紅色の刺が美しいサボテンです。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

庭の花

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         小さな庭が花盛り

 

 皆さま こんばんは

 

 今日は天気がよいのでサボテンの種を蒔きました。後日、ご紹介します。

 

 昨日は、仙友М氏が自宅の庭に咲いたバラを摘んで届けてくれました。

  さっそく、玄関廻りに飾りました。やはり、バラの花は豪華です。

  М氏にはいつもお気遣いいただき感謝です。

 

 

 

 我が家の小さな庭も花盛りです。

 綺麗に咲いているので写真を撮りましたが、家人が世話をしているので

名前が分からないのもあります。

 年中、花を咲かせるのは、サボテン以上に大変そうです。

 

 ハナニラ、サクラソウなど

 

 ホタルギク

 

 チューリップ

 

 ?

 

 フリージア

 

 エビネ

 

 

 ヒデンス

 

 パンジー

 

 ナニワイバラ

 

 マーガレット

 

 カワラナデシコ

 

 ?

 

 リーデンベルグ

 

 ?

 

 ジャスミン

 

 ツツジ

 

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 


廣島ぶらぶら歩き①

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          ひろしまの街

 

 皆さま こんにちは

 今日は朝から大雨で肌寒い一日になりました。

 

 今年も廣島の街をぶらぶら歩いてみました。

 連休明けで新幹線は混雑もなく快適でした。平和記念公園は、春の

修学旅行シーズンを迎え、沢山の大型バスが乗り入れていました。

 児童・生徒さん、外国人観光客が大勢訪れていました。

 

 原爆ドームの直ぐ傍に、原民喜(詩人・小説家)の石碑があります。こ

れまで気付かなかったのですが、三月に訪問をした教え子の手紙に原

喜のことが書かれていたので、このたび見ておかなくてはと思いまし

 

 原民喜、峠三吉、中沢啓治は、廣島出身の著名な小説家、詩人、漫

家です。

 原民喜の『原爆小景』(構成詩)に収められている「コレガ人間ナノデス」

「水ヲ下サイ」、それに峠三吉『原爆詩集』の代表作「にんげんをかえせ」

は、周知の作品と思われます。

 大阪府では、以前に『にんげん』という副読本を全児童・生徒に無償配

しており、子どもたちはこれらの原爆詩を学ぶ機会がありました。

 最近では女優の吉永小百合さんの朗読活動が知られるところです。

 中沢啓治はDoremifaの母校、市立神崎小学校(氏の在学当時は神崎

民学校)の出身。代表作・漫画『はだしのゲン』は、これも日本中の多く

の方に愛読されていると思われます。主人公の中岡元が被爆の街逞し

く生きる姿が描かれています。廣島弁の漫画、熱烈なカープファン、廣

にとって大切な人です。

 

 袋町小学校を訪ねました。(昨年は本川小学校を訪問)

 学校は爆心地から460mに位置しており、原爆投下により、児童・教員の

ほとんどが一瞬にして命を失ったそうです。当時、崩れなかった鉄筋コンク

リートの西校舎の一部が保存されていました。

 

 

 校舎内には、被災者の消息どを知らせる「伝言」黒板が残されていました。

 これら、被爆直後の状況は、原民喜の小説「夏の花」に詳しく描かれてい

ます。

 

 

 市井の人が一瞬にして命を奪われ、一瞬にして平穏な日々を喪失してしま

います。戦争は、残酷でとても悲惨です。想像しがたいことですが、想像する

ために、広島市は沢山のものを遺しています。「ひろしま」に来ると、色々と思

いを巡らすことができます。

 (続)

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

  

 

 

  

 

 

 

 

廣島ぶらぶら歩き(完)

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                 ひろしまの街

 

 ブログの続きです。

 

 宇品波止場公園を訪ねました。

 宇品は、明治時代から廣島市の海の玄関口です。先の戦争中に「陸軍桟橋」と

呼ばれた埠頭の一部が保存されていました。

 

 ここから若い兵隊さんが沖に待つ輸送船に乗り、遠い大陸と島との戦場に送り

出されたが、彼らの多くは戦死して再びここに戻ってこなかったと記念碑に記され

ています。

 

 竹山道雄の『ビルマの竪琴』を思い出しました。

 最後の場面で、水島上等兵が書いた仲間の兵士へのお別れの手紙です。

 「まことにわれわれは、われわれの同胞は、くるしみをなめました。多くの罪なき

人々が犠牲者となりました。まだ、若木のような汚れを知らぬ人たちが、家を離れ、

職場を去り、学窓を出て、とおい異国にその骨をさらしました。考えれば考えるほど

痛恨にたえないことです。」(中略)

 「私はこの異国に僧となって、これからの道を行きたいとねがいます。山をよじ、

川を渡って、そこに草むす屍、水づく屍を葬りながら、私はつくづく疑念に苦しめら

れました。いったいこの世には何故にこのような悲惨があるのだろうか。何故にこ

のような不可解な苦悩があるのだろうか。われわれはこれをどう考えるべきなのか。

そして、こういうことに対してどういう態度をとるべきなのか?」(以下略)

 

 戦後約七十年。異国の地で心ならずも亡くなられた人々の供養も儘ならず今日に

至っています。

 

 

 今年もカープは好調で、廣島の街も球場も盛り上がっていました。

 マツダスタジアムのチケットは購入が難しく、このたびは楽しみにしていた観戦でし

た。ところが、あいにくの天気で、午後6時の試合開始になっても雨が止まず、待ちに

待った結果、「雨天中止」にがっかり。

 

 

 その後は、払い戻しを受けるため雨中を延々と並びました。

 ケイタイが鳴って、家族から「おめでとう。お疲れさまです!のお慰め。

 カープファンは遠方からも大勢で、皆さんお疲れさんでした。

 次は近隣の京セラドームで観戦します。

 

 このたびも一泊二日のぶらぶら歩きを楽しみました。

  廣島は川や橋の美しい街です。お好み焼き(広島風)やサイフォン珈琲

の美味しい店も見つけました。一日約八キロを歩いたのも成果(笑)かな。

 

  ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

生きる力! サボテン三態

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              逞しいサボちゃんたち

 

 皆さま こんにちは

 今日は、夏が来たような一日でした。

 

 サボテンブログです。

 

 干乾びたサボちゃんの回復

 

 以前にご紹介したアメリカからの輸入間もないサボテン(英冠)です。

 昨年8月に蒐集したとき、刺の隙間にその赤ちゃんらしき幼苗が2つ

くっついていました。

 

 何週間も水を吸っていないようでした。

 体が干乾びて肌色が黄色くなり、死滅寸前の状態です。

 はるばるアメリカからの可愛い赤ちゃん苗です。

 

 実生の空いたスペースに植えて回復を待ちました。

 実生ケースの中で、寒い冬はファーマットで温まり春を待ちました。

 

 そして5月。じゃじゃーん! です。

 こんなに元気に育ちましたよ。

 赤刺の親と違って白刺にはびっくり。

 英冠は赤刺~ピンク刺~黄刺。白刺英冠の見聞はなく、さて、さて。

 

 難物サボテンの発根

 

 昨秋、蒐集した龍女冠を早春の植え替えで抜いてみると、根腐れ

が見つかりカットしました。(写真の2本が不良)

 

 生長期間が短い龍女冠です。発根が難しそうです。

 無肥料の土に植えこみ、鉢を吊るして温めました。

 

 もう5月中旬。それでも、新刺が出ないし、肌色もすぐれない。

 何度か水遣りをしたので、切り口から、再び根腐れでは??

 気になったら抜くに限る、そっーと、です。

 

 わぁーおぅ!  新根がこんなに沢山です。

 そっーと、埋め戻しました。

 根は元気のもとです。これから球体が膨らみ、肌色も青々として

くることでしょうね。

 

 なんとかなる接ぎ木

 

 仙友から頂いた砂王女(かき仔)の発根を試みましたが失敗。

 水遣りが早すぎたようです。コルク状の病巣が見つかりました。

 

 昨年夏、接ぎ木をして助けることにしました。ところが、

 台木の竜神木は、維管束の輪が小さい。

 穂木の砂王女は、維管束の輪が大きい。

 重ねると、「同心円」になり、それでは水や養分が送れない。

 教科書では、そういう接ぎ方は「不可」と書かれています。

 

 とは言え、他に適当な台木がなく、台木の真ん中に穂木をのせて、

 タコ糸でくくりました。運を天にまかせて待ちました。

 

 春5月、うれしい、開花!

 サボちゃん、逞しいですね。

 生きるために、水分や養分を<もらう・おくる>ルートを懸命に紡いだ

 のだろうと、思いたくなりました。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なるほど、ネオポルテリア

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      旧イスラヤ属のサボテンたち

 

 皆さま こんにちは

 

 九州、四国では早くも梅雨入りしたそうで、今週はすっきりしない天気が

続きそうです。

 

 久し振りのサボテンブログです。

 

 わりと最近、外国の研究者によりイスラヤ(Islaya)属のサボテンが、ネオ

ポルテリア(Neoporteria)属に編入されたという。

 イスラヤ属のサボテンは20種程度で、そのほとんどが可愛い黄花を咲か

せます。ネオポルテリアの代表種・白翁玉(はくおうぎょく・花は紫紅色)など

の姿形のイメージから遠いものを感じていましたから、なぜ編入?。

 

 

  ところが、昨夏、高木カクタス園で購入したIslaya  islayensis  divaricatiflora

(ディバリカルフローラ)というサボテンが先日、初開花。花を見てびっくり。

これは、ネオポルテリアの花にそっくりですね。

 花は頂部で漏斗状、色は桃色系・・・調べてみると編入もなるほどです。

 

 それはそれとして、『イスラヤ』という名前には馴染み深いものを感じます。

 サボテン界の先達が命名した『伊須羅玉』を栽培しているのでなおさらです。

 

 今春も旧イスラヤ属のサボテンが花を咲かせました。

 開花、交配、採種、実生を試みました。ご紹介します。

 

 krainziana・砂王女の花

 

 maritima・真理支天の花

 

 islayensis・伊須羅玉の花

 

 モレンデンシスの花

 

 砂王女の赤い果実

 

 砂王女の小さな種子。果実一つに百粒以上。

 

 砂王女の実生。左上の6ケースは発芽間もない幼苗。

 

 旧イスラヤ属の故郷 (注)写真はYahoo!の検索画像から

 自生地は南米、ペルーとチリーの国境付近。

 標高約1,000メートルの山麓から海岸近くの沙漠に生えていて、ガルーアと

呼ばれる海からの霧で生活しいるとのこと。

 現在、それほど人気は無いようですが、魅力のあるサボテンです。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サボテンの種蒔き

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       発芽も成長もいろいろ

 

 皆さま こんにちは

 

 今日は、初めて気温30℃の真夏日になりました。

 日中の床屋さんが快適でした。

 

 サボテンの種を少し蒔きました。今年3度目の種まきです。

 ご紹介します。

 

 瑠璃兜錦(ルリかぶとにしき)の種まき

 

 斑の良い親苗が蒐集できたので、無地のルリ兜数本と交配し採種しま

した。

 

 ルリ兜の種子には果肉が付着しているのでガーゼに包み、軽く水洗い

をしました。これで、カビの発生が予防できそうです。

 沢山の種子がとれました。

 

 実生スペースが限られているので、取り合えず角プラ鉢12個分まきま

した。

 

 大龍冠の発芽

 

 先頃まいた大龍冠は、ぽつぽつと発芽してきました。大龍冠は発芽す

ると寝そべって互いに根が絡むので、軽石を被せるように種を蒔いてみ

ました。

 

 軽石の隙間から芽を出しています。発芽したら種の殻をそっと脱がして

やります。

 

 赤花菊水の発芽

 

 こちらは、大龍冠と反対で、蒔床の表面に1ミリ以下の赤玉土(微塵)を

少し敷いています。種子が微細ですから。

 

 もの凄い数! 

 

 こちらは2年生の幼苗。

 

 こちらは3年生の幼苗。

 肥料分のある土に植え替えました。

 遮光をゆるく、風通しをよくすると、青々とした瑞々しさが消えて赤くし

まってきます。いやいや、いじけているのか? 加減が難しいです。

 

 春の成長期にハイポネックスの希釈液をやると青苔が発生。ベンレー

トで殺菌。

 3年目辺りから、幼苗から親苗に向かう時期で、やはり栽培の正念場

なのかな。ほんとうに、成長がゆっくり、おそい!  ね。

 

 銀冠玉~天平丸。こちらは、すくすく。

 

 3年生。約5年で開花苗になりそうです。

 

 サボテンは花もよいけれど、幼苗の成長を見守るのも楽しいですね。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

小さな庭の花

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          我が家の草花

 

 皆さま こんにちは

 

 こちら、近畿地方も梅雨入り。きようは雨の一日になりました。

 

 ブログ「庭の花」の続きです。

 

 まるで野の花のようにあれこれと咲いて、季節の移ろいを感じます。

 

 カンパニュラ (ラテン語・小さな鐘)

 ふっくらとして、優しい色合いです

 

 カンパニュラアルペンブルー

 星のしずく

 

 カーネーション

 

 なでしこ

 優しい花姿です

 

 ほたるぶくろ

 長野県・湯沼旅館のご主人が「この辺りではどこにでも生えてい

ますよ」とおっしゃった。都会人には、うれしいお土産です。

 

 ユリ

 

 アマリリス

 ユリに似た華やかな大輪花

 

 むらさきつゆくさ (露の置いた草)

 

 あじさい (紫陽花)

 六月が見頃ですね

 

 さいごに、先日、近所の公園を散策していたらバラが目に留まり

ました。日本の四季は好いですね。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

エキノカクタスの難物サボテンたち

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        今年も開花が始まりました

 

 皆さま こんにちは

 

 サボテンブログです。

 

 エキノカクタス属の神龍玉、龍女冠、大龍冠が開花の季節を迎えました。

 ご紹介します。

 

 神龍玉

 

 

 メキシコ・チワワ州国境近くで採集された稀少、原産地球です。栽培35年目

になります。

 生育は順調で、今年も新刺がのび、5月中旬から6月初旬にかけて数輪、花

を咲かせました。花は、黄花で底紅があります。

 

 こちらは実生球です。

 同属の大龍冠よりは栽培・繁殖が容易で、実生の開花球を各所で散見します。

 

 龍女冠

 

 先頃、愛知県のサボテン園を訪ねた折、購入しました。園主さんが遠方より

仕入れて間もない苗で、タイミングよく出会いました。

 白刺系は珍しく、ツボミが付いていたので開花も楽しみでした。

 

 龍女冠らしい光沢のある黄花単一です。(神龍玉のように底紅はありません)

 

 こちらは、開花まぢかの龍女冠です。(白いのがツボミ)

 

 龍女冠は成長遅鈍です。

 これらは実生約10年になりますが、まだ開花に至っていません。

 そろそろと思われますが、ほんとうに開花まで年数を要します。

 

 これは何?

 

 これは大龍冠? 龍女冠?  雰囲気が少し違うと思いつつ、最近、入手しました。

 花を見てびっくり。やはり、大龍冠、龍女冠ではありません。

 底紅があるので、同属の×神龍玉、或いは、×花王丸が考えられます。

 交配種は好きではありませんが、花が美しく、立派な実生球です。

 

 (注)エキノカクタス属・花王丸の花

 

 大龍冠の花はこれから。(昨年の開花写真)

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


サボテンの花・大輪&小輪

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      紅鷹と小人の帽子の花

 

 皆さま こんにちは

 

 今日は時々晴れ間がのぞく天気でした。

 梅雨の晴れ間はサボテンが日焼けを起こしやすいので用心です。

 

 六月も中旬になり、多くのサボテンは成長が一段落です。

 テロカクタスの紅鷹とエピテランサの小人の帽子は、今、開花中で

す。最後の開花と思われます。ご紹介します。

 

 テロカクタス属・紅鷹(べにたか)

  Thelocactus heterochromus

 

 5月から6月にかけて大きな花を2~3回咲かせました。

 丈夫なサボテンで育てやすく、早く大きくなります。

 

 刺色は色々ですが、やはり、赤と白のコントラストの美しい刺が

魅力的です。

 

 

 テロカクタス属・大統領

  Thelocactus bicolor

 

 紫紅色の<蝶の舞い>ですね。

 

 こちらはアメリカからの輸入種子を蒔いて育てたもの。

 開花二年目の若い親苗。

 「どう、満点フィニィシュよ!!」と言ってるようです。

 

 エピテランサ属・小人の帽子

  Epithelantha bokei

 

 約35年前、大阪エキゾチックカクタス園の通販カタログに、テキ

サス産の輸入新着「小人の帽子」の白黒写真が発表されました。

 当時は、書籍でしか見たことのない珍しいサボテンでしたから購

入しました。

 栽培していたら、単頭の小さな親からこぼれたらしい輸入種子が

親の傍らで発芽して大豆程度に育ちました。やがて、親の方は死

滅しましたが子を育てること約30年。

 現在のサイズはW4センチ、H6センチ、仔吹きなし。

 驚くほど成長がゆっくりです。

 

 花は少し緑色を帯びたような清楚な可愛い花です。

 テキサス産というのもとても稀少でお気に入りです。

 

 こちらは、メキシコの多分コアウイラ州からの輸入球です。

 W14センチの群生球。実生でこのサイズに育てるのは大変です。

 

 テキサス産とちがって花色はうすいピンク色です。

 こちらも可愛い花ですね。

 

  ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪北部の地震

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      てんてこ舞いの三日間でした

 

 皆さま こんにちは

 

 ドーンと来て、一瞬、約25年前の阪神淡路大震災が脳裏をよぎり

緊張しました。

 

 近くの県で大きな被害が出ていなければと思いつつニュースを見

ると、なんと、こちらが震源地。震度5強です。

 

 幸いなことに、古い家が再び地震に耐えてくれました。

 昔の大工さんが、長い月日をかけて、大きな窓の沢山ある、それ

でいて丈夫な家を建てて下さったことに、今更ながら感謝の気持ち

がわいてきます。

 

 温室のサボちゃんたちは、棚を揺さぶられたらどうしょうもありま

せん。地震でドアが開いて一階に落下したサボちゃんもありました。

                      

 取り合えず、そっと、土を落とさず補充して埋め戻しました。細根

が切れたのもあるだろうから、水遣りに気を付けて管理しなくては。

 棚や床のこぼれた用土をきれいに清掃して、やっと完了。

 もう、大きな余震はきませんように。

 

 震度5強なのに、運がよかったのか、台所の茶碗一つ壊れず、玄

関の花瓶一つ倒れていません。

 2階の私の部屋の本棚の上に置いていた地球儀も転落していませ

ん。ところが、本棚の一つが倒れてテレビが壊れました。

 前の大震災から長い年月が経ち、用心を怠っていました。耐震マッ

トや転倒防止金具など、対策はきっちりやっておかないといけません

よね。(このたびの反省です)

 

 地震保険(家財)に入っていて助かりました。

 壊れた家財の現場写真を書類に添付すれば、保険金をお支払いし

ますとのこと。少しの足しになってくれればありがたいことです。

 

 このたびは、友人、仙友、教え子、親族から電話やメールで温かい

言葉をいただき、ありがとうございました。

 こちらは大過なく、サボテンも植え替え、テレビも新しく購入して、一

段落できました。

 

 被災地の復旧を祈ります。

 皆さまも、どうぞお気をつけてください。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

地震後のサボテン・あれこれ

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           全て順調です

 

 皆さま こんにちは

 

 今日は災害級の大雨で、こちらの市では避難勧告の出る地域があり

携帯にメール配信がありました。各地で被害が出ませんように。

 

 さて、先の地震で倒れたサボちゃんたち。鉢に用土を補充して埋め戻

し、一週間後に水遣りをしました。

 地震から半月経過しましたが、活動しているものは花を咲かせたり、蕾

を膨らませたり、また成長が一段落しているものも球体が膨らんで元気

に真夏を迎えそうです。ご紹介します。

 

 ロフォフォラ属は、いま開花中です

 

 〇銀冠玉

 

 〇鳥羽玉・赤花鳥羽玉

 

 旧イスラヤ属もこの時節は元気です

 〇伊須羅玉

 

 〇真理支天(マリティマ)

 

 龍女冠は蕾が膨らんできました。

 昨年同様、7月20日頃に開花しそうです。

 〇龍女冠

 

 内張り(ビニールトンネル)の中のサボテンは、ほとんど転ぶこともなく

貴重な輸入球もよく膨らんでいます。

 〇精巧丸、銀牡丹、黒牡丹、姫牡丹、竜角牡丹など

 

 余震に備え、棚の上の倒れやすいサボテンは、テープで数鉢ずつ囲

みました。愛好家のブログを拝見して参考にさせていただきました。

 

 追記  地震対策あれこれ

 

 このたびの地震で被害にあったのは、ほぼ自室だけ。倒れた本棚は

背丈をカット。

 「ひーとん」をねじ込み、ワイヤーで天井の柱や桟に固定しました。床

部の耐震マットは量販店では売り切れ、入荷の見通しも立たずとのこと

で、家にあったものを使いました。

 全ての部屋の家具の固定を再点検。あわせて、荷物の整理と処分を

行いました。それだけで、結構、大変な作業でした。

 

 前にも書きましたが、地震保険に加入していて助かりました。

 保険会社の方が家を訪れて丁寧な説明がありました。家財(全損、半

損、一部損)のうち、被害の程度は「一部損扱いとなりますから支払いは

5パーセントです」と言われて、一瞬がっかり。

 壊れたテレビが一番の被害で、あとテレビ台と本棚、その時価の5パー

セントと勘違いをしました。(勉強不足)

 すぐに、「家財保険金額が330万ですから、その5パーセントをお支払い

します」とのことで、<え・・・、〇〇万〇千円、新しいテレビを13万で買って

苦しいときにおつりが来ます>、これはラッキーでした。

 

 大変な日々でしたが良い勉強になりました。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

サボテンの生きる力

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         胴切り発根です

 

 皆さま こんにちは

 

 連日厳しい暑さが続いています。週末からの三連休は猛暑日になる

とのこと。ご用心です。

 

 今日は郵便局に出向いて、豪雨災害募金をしてきました。

 

 サボちゃんの囲い込み

 

 大阪北部地震からもうすぐ一か月になります。地震当日、棚のサボテ

ンが転倒、落下したので対策を施しました。

 棚の四隅に支柱を立て針金でサボテンを囲みました。

 素人大工ですけど。

 

 温室の遮光

 

 陽射しが強くなったので、温室の天井に遮光網を張りました。

 新しい網にしたので、きれい、すっきり。

 

 接ぎ降ろし

 

 6月初旬に台木を短く切りました。

 ベンレート(殺菌剤)とルートン(発根促進剤)をぬって乾かすこと40日。

 

 維管束の周りに発根が見られるようになりました。

 降ろすのは6月初めが最適らしく、それから発根まで1か月~1か

月半を要します。

 

 台木を短くすると、鉢への座り心地がよさそうです。

 ペクチニフェラ錦(左)と砂王女(右)

 

 胴切り発根

 

 これは非常手段です。

 3月下旬のこと、輸入球の英冠が発根しないので、根を調べてみると

コルク状の病巣が見られます。病巣がなくなるまで輪切りにします。

 

 ベンレートとルートンをぬって乾かし、鉢植えしないで、そのまま発根

を待ちます。待つこと3か月半。

 待望の発根です!

 

 これだけ大きく胴切りしていますから、しかも難物の輸入英冠ですか

ら、半ば諦めていましたが、サボテンの生きる力には感服です。

 

 そっと植えてやり、3か月半ぶりに水を遣りました。

 これからの世話も難しいけど、まずは助かりました。

 他の輸入英冠は温室写真の通り、全て順調です。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信州サボテン旅行

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     沢山見て、すこーしお土産に

 

 皆さま 今晩は

 猛暑日が続いております。この暑さにはご用心ですね。

 

 先日、15日~16日は恒例の信州サボテン旅行に出掛けました。

 このたびの参加者は15名で、気心の知れた仲間と和気あいあい

の楽しい旅行になりました。

 

 堀川カクタスガーデン

 お昼に到着。この猛暑は信州も例外ではないようです。

 園主にご挨拶をして、さっそくハウスへ。真昼のハウス内はサ

状態、汗が噴き出してびっしゃこ。

 

 体感的には45℃程度かな、それでも日焼けしているサボテンはな

く、この程度なら許容範囲なのでしょう。

 水分を補給しながら全ハウスを見て廻り、刺物の大龍冠をゲット。

 

 信州の果物は、いま端境期らしくスイカとプラム(スモモ)を用意してく

ださった。これが美味しかった。

 

 愛好家のハウス訪問

 標高約1000メートルの高原にあるサボテンハウス。眼下に千曲市

が展望できます。これだけ高いとやはり過ごしやすいです。

 

 刺物の栽培には恵まれた環境で、美しく作られています。

 

 購入できる苗を用意していただき有難いことでした。刺物を少し蒐集し

ました。仙友が選び出したサボテン、天平丸は人気種。

 

 風の吹き抜ける日除けテントで休憩、歓談。冷たい緑茶と果物が美味

しかった。

 

 高木カクタス園

 安曇野の風景は緑が広がり眺めていると心地よくなります。

 右手が高木カクタスの温室です。

 

 美しい王冠ルリ兜が目に留まりました。園主のお話では、王冠ルリは

接ぐとアレオーレが連星になりやすいとのこと。

 これは欲しかったが接ぎ降ろしで七万円とはびっくり、手が出ません。

 隣国の需要が大きく、最近、稀少優品と言われるサボテンは、どれも数

倍値上がりしている感じです。

 

 お土産苗

 

 白刺大龍冠

  交配用に。蕾が膨らんでいます。

 

 大龍冠

  刺が灰白色~淡いピンク

 

 大龍冠

  濃いピンク刺

 

 紅鷹

  強い刺、赤と白のコントラストのきれいな優品

 

 大鳳玉

  太い黒刺が魅力

 

 神仙玉

  北方系? ツボミ付き、開花が楽しみ

 

 銀牡丹

  このたび一番の蒐集株

 

 マミラリア・bertholdii

   マミの新種。形の良い二頭球です。

 

 М氏の車は同乗の四人の購入苗でもう満載。帰路、長浜の廣仙園に

立ち寄って帰阪。М氏には運転、お疲れさま。

 園主、愛好家の皆様には、お世話になりありがとうございました。

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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