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水晶の採集〆・愛媛県へ

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         市ノ川鉱山を探索しました


先日の日曜日、Sさんと市ノ川鉱山に出掛けました。今年の採集締めで

す。

前日に、西条市内のホテルに宿泊。午前8時にホテルを出て市内の「湧

き水」ポイントへ。美味しい天然水をペットボトル4本に詰めて持参。

















途中に眺めた石鎚山(いしづちさん)は標高1982m、西日本の最高峰

です。

ここから市ノ川鉱山までは車で約30分ほど細い山道を登ります。

















水晶の探索

山道をゆっくり登りながら転石に目を凝らします。真っ白い石英や輝安

鉱らしき石は折々目にしますが、水晶はそうそう転がってはいません。

それでも幾度か歩いた道です。偶然に出会える予感がして足が進みます。

















随分、登ったところで、Sさんが水晶をゲット。えっ、どこで?、ここ!、谷

側に?!山側から転がってここへ・・・?

そうこうするうちに、Sさんは、また谷側の道端から2個目、3個目を採取。

三個も出れば偶然ではなく、採集モード・スイッチОN!(写真は最初の1個)

















ザックを道端に置いて谷側の斜面へ。下草を掻き分けてみると、ある、あ

る。やったねー。



















降りながらの採集は要領が悪すぎる。それで一旦、斜面下まで40メートル

下降。

幅20メートルの範囲を二人で登攀しながら拾うことに。下草を掻き分けて

見て行くのも水晶ゴロゴロなら苦にならず。

















市ノ川鉱山は明治8年(1875年)から昭和32年(1957年)まで稼動。アン

チモンの原料鉱石である輝安鉱の産地として世界的に有名。

水晶は不要な鉱石として坑口から廃棄されてズリとして一帯に転がっていま

す。

地方の鉱山、そして大きな鉱山だから石人さんの手付かずのズリもあり。

♪「疲れを知らない子どものように」、お昼をはさみ四時間をノンストップで遊

びました。


















採集が先行して、ずっと気になっていたのが坑口の所在。

露頭が無いのだから、坑口がどこかにあるはず。こちらに無ければ、山側斜面

に・・・。

坑口探し・・・ありました!谷側の道の傍。これだから気付かない。枯れ枝と土を

払って覗いてみると、暗黒のトンネル。そっと埋めて、午後2時にタイムアップ。

















過分なお土産とフユイチゴ(冬苺)の赤い実が印象にのこる採集になりましたよ。
















                                                                        採集した水晶から


①仔持ち水晶、下部は鉱物を含有し淡青・黒色を帯びています。






















                                                                         

                                                                                                    

                                                                      ②柱面に黒味を帯びるのも市ノ川水晶の特徴



















③同、太くて大きいサイズ






















                                                                                    

                                                                           

                                                                        ④鉱物が付着



















⑤輝安鉱と水晶の共生(輝安鉱は母岩の上部に)


























⑥ズーム、輝安鉱の結晶















ご覧いただきありがとうございました。























『夢』?を語ってサボテン納め

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      一年間 ありがとうございました


お正月を迎える準備に慌しくしていたら、あと、数時間になりました。

サボテン・ブログで締めくくります。


先日、29日は、サボテン仲間の忘年会でした。大阪市内の料亭に近隣

10名が集い、鍋料理に舌鼓しながらサボテン談義をワイワイやりました。


お酒で好い気分になってくると、やはり<思いは自生地にあり!>で、「再び

南米にコピを見に行こう」、「こんどは、北米のスクレロ、ペディオを見たい」

など、各々、自生地への夢が膨らむのであるが、どうなることやら・・・。


さて、今日、温室に入ると花の少ない時節なのに開花を見ましたよ。

ご紹介します。

これから、少しずつ日差しが伸びて、新刺やツボミの膨らみを見るのが楽し

くなってきます。


松露玉(しょうろぎょく)

文献によると開花は春~夏。この輸入球は、秋~冬にも断続的に開花中。


















同、別株

輸入球2鉢、交配して採種を試みました。まだまだ花芽が沢山。

冬は暖かくしてやり、水は折々、軽く噴霧するだけ。


















コピアポア・テヌイッシマ

コピらしい黄花です。コピはほとんど春~夏に咲きます。夏の咲き残りが

今頃、開いたのかも。先日、廣仙園から購入。


















白星

12月初旬から長く開花中です。


















バラ丸

早春咲き種の一番乗り!実生の作りこみ大球。群生球の開花はこれから。



















花が待たれるサボちゃんたち。いま白刺が美しい!ですよ。

マミラリア・銀河


















マミラリア・玉翁殿





















エキノマスタス・太白丸


















お忙しい中、ご覧頂きありがとうございました。


この一年間、お付き合いくださいましたこと、ありがとうございました。

それでは、良いお年をお迎えください。














ふら~り探訪

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             お城めぐり


皆様、新年おめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


たいへんな世相ですが、皆様には、どうか楽しく一年をおくられますよ

切に願っております。


年始は穏やかな陽気に誘われて、大阪城や姫路城などを、ふら~りと

散策いたしました


大阪城の梅林

















ロウバイ(蝋梅)の甘い香り。英名でwinter sweetと呼ばれています。



















寒い中、心温まる花です。

















早咲きの梅も咲き始めています。見頃は、もう少し先ですね。

















早咲きの寒紅



















早咲きの冬至

















大阪城


ここからの眺めが一番好きです。


















豊臣期の石垣は地中深くに埋もれています。

















大きな石垣

36畳敷、重量約108トンとのこと。これを船で運んでここまで持って

来るには・・・想像できませんね。

















NHK大河ドラマ『真田丸』で、こちらの出城・真田丸もクローズアップ

されています。真田信繁(幸村)とともに。


















姫路城


先立つこと正月二日に訪ねてみました。

別名『白鷺城』と呼ばれるほどに、白い天守閣が目に焼きつきます。

















美しい!と思ったのは、ひと目みたときの外観的な印象でした。

















誰もが天守閣にあがってみたくなるもの。

辿りつくまでに、「い・ろ・は・・・・る」の門をくぐり、狭い折れ道が続き、

目に留るのは狭間や窓の仕掛けの数々。



















戦いへの知恵を秘めた建築物!お城。

















いよいよ、天守閣の最上階へ。階段を登る。

神社同様、こちらも一万人を超える人出で大混雑。ここまでに1時間。

















天守閣からの眺めは、広大な白亜の要塞ですね。

















二日間ともよく歩きましたよ。














長くなりました。

ご覧いただきありがとうございました。


























始動!サボテン園めぐり

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          春に向けての蒐集


暖冬から一転して厳しい寒さとなりました。

皆様、お元気でお過ごしでしょうか。


先日の連休は、友人とサボテン園めぐりを行いました。大阪府の「山城愛

仙園」と盆栽の「養生園」、翌日に愛知県の「三河サボテン園」と滋賀県の

「廣仙園」を訪ねました。

植替え用土や交配用のサボテンを購入するのが目的でした。


山城愛仙園


園主さんとは30年以上の長いお付き合いです。恒例の「新春展示即売会」

ご案内をいただいたので、М氏と一緒に訪問。

プラ鉢20個、ラベルなどを購入。

















各ハウスのサボテンをざーっと目を通していたら、『超凸凹肌赤花菊水』の

ラベルが付いたサボテンが目に留った。

生長旺盛な接木苗で、主頭の径11センチ、仔20頭付き(最大の仔は径6

センチ)もある。

これは、春にかき仔したり、交配したりすると面白そうと思い持ち帰ることに。

















『赤花菊水』は、最近、ツルビニカルプス属の『アロンソイ』などとの交配種が

作出されています。

写真の右側、このたびの購入苗はその系統かも知れません。

















こちらは、本来の『赤花菊水』です。原産地球は、このように小型種です。

先の接木苗と比較すると姿形が全く違いますね。

















養庄園


盆栽の専門店です。社長推薦の自家産の『赤玉土』が安価に購入できました。

М氏と5袋ずつ購入。

















サボテンハウスを拝見。当クラブのAさんが担当。ネット販売苗で埋め尽くされ

ています。年々、お世話が良くなっています。



















『デフューサ』をお土産に持ち帰りました。

















三河サボテン園


翌日、うちうちに仙友5名で訪問。ここは良品が安心して購入できます。


『紅篭』です。もう、残り数鉢に。ほとんど売れたようです。

価格は、接木で一万円前後です。

















『紅篭』

このたび一鉢購入しました。春に交配したくて。

















温室の『紅篭』は、これで二鉢に。

こんなに沢山、仔を吹くので、そのうち大量繁殖。入手し易くなることで

しょう。

















『帝冠錦』

濃黄斑なので交配、採種用に蒐集。



















『デフューサ』

いまどき珍しい「輸入球」とのラベルに魅せられて蒐集。

















廣仙園


温厚な園主さん、可愛い番犬二匹に快く迎えていただきました。

この園は、実生苗が豊富で、品種が多彩なので楽しめますよ。






















                                                                             

                                                                           

                                                                                               

                                                              これは、びっくり!

新着の『天平丸』ではないですか。しかも、大量!

南米アルゼンチンのあの山から・・・懐かしい。

ただいま発根管理中です。このたびは垂涎の的・・・高価です。

















それで、南米ものの『ペクチニフェラ』など数鉢を蒐集。

ペクチニフェラ1鉢は急用で来れなくなったМ氏へのお土産として。

















『ペクチニフェラ』

馬の鬣のような刺が特徴的なサボテン。自生地はブラジル。

野生株は白い肌色をしています。これは実生球です。






















                                                                             

                                                                               

                                                                           新年早々、訪問先の園主さんのお陰で、仙友と共に沢山さんのサボ

テンを眺め、歓談を楽しみ、至福の時を過ごすことが出来ました。(感謝)


ご覧いただきありがとうございました。

























新年例会

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          サボテン仲間の集い


恒例の新年例会を中山寺で開催しました。各地より愛好家、園主さん

たち総勢百余名が参集しました。(このたびは隣国の方々はご招待せ

ず)

互いに顔見知りの方ばかり。新年のご挨拶、会食、歓談、交換会など

を行い、半日を楽しく賑やかに過ごしました。

















交換会


愛好家から搬入されたサボテン・多肉植物。

















優品揃いです

















鳥羽玉(輸入の大型鳥羽玉、バランスのよい3頭球)

















連山(大疣タイプの美球)



















太平丸(刺のよい雷帝)

















銀冠玉錦(濃い斑)



















花篭(稀少種で二ケタマンエンと高価です)

















サボテンもピンからキリまであって、稀少種や珍種、斑入りや、作りこ

優品などを買うとなると高価です。

それでも、欲しい人がたくさんで、次々に引き取られていきました。


屋上のハウスを見学


鉢の谷間に零れた種から育つサボテン

















おっー!普通に実生しても苦労する『菊水』が、こんなに大きく。

















こういうのは、サボテンの生命力が感じられて面白いね!


















綴化サボテンの植え方が参考になります。 

土に潜らないよう、球体を締め付けないよう、腐らないように。

















我が家の輸入『菊水綴化』も土面に衝突。

















お土産苗


「小人の帽子」(S氏の栽培品、美球)、これ一本をお土産に。

















我が家の「小人の帽子」(左上は昔にbokeiで輸入されたもの

















サボテンクラブ


このたび新規に4名の会員申込みがあり、会員数67名の大所帯に。

会報33号を発刊。ご協力ありがとうございました。





















ご覧いただきありがとうございました。

















陽射しの中で

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             野鳥との出会い


「大寒」らしい寒い日が続いています。

皆様、お元気で過ごしでしょうか。


近隣の公園を散策

早咲きの『八重寒紅』(やえかんこう)が花を咲かせています。

















甘ーい香りが、溢れるほどに空気に溶け込んで

















心地よくさせてくれます。

















澄んだ青空に紅花がよく映えますね。

















寒い毎日ですが少しずつ春に近付いています。

梅の枝で休息するスズメ、梅に来るのはスズメばかりです。

















今日は、思わぬ野鳥に出会いました。

高木から次々に地面に舞い降りるのを見て、スズメだろうと思ったので

すが・・・30メートルまで接近してズームすると・・・違います。

















黄色がきれい!太い嘴と翼の黄色が印象的!

地面にこぼれた種子などを摂食しています

















初めて見る野鳥にカシャ、カシャ、カシャ・・・数枚撮ったところで気配を

じられ、傍らの高木に逃げられちゃった。

















太い嘴?!アトリ科の野鳥かなぁ・・・・

















帰宅して、『日本野鳥大鑑』で調べてみると、

スズメ目・アトリ科の『カワラヒワ・河原鶸』でした。

日本国内では、ほぼ全域に分布する留鳥とのこと。市街地でもふつうに

見られる野鳥らしいのに、このたび偶然に見ることができました。

















これで、アトリ科の野鳥を見たのは三種です。

太い嘴が特徴的です。


①カワラヒワ(このたび撮影)



















②シメ(昨年12月に撮影)

















③イカル(昨年2月に撮影)

















散策がてらに野鳥に目を向けて二年目。素人には、未だ見ぬ野鳥に出会

える機会がありそうです。


ご覧いただきありがとうございました。


















冬晴れの散策

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        寒い中、野鳥は元気です


ここ3日間、積雪の天気予報が出ましたが雪は降らず、冬晴れの天気に

なりました。

近隣の公園を散策。


真っ青に澄み渡った空

楠(クスノキ)が青空に映えて王者の風格ですね。


















鈴懸の木(Platanus)

♪友と語らん 鈴懸の径・・・

























                                                            

                                 

                      


鈴懸の実

♪やさしの小鈴 葉かげに鳴れば・・・


















冬雀(ふくらすずめ)さん

寒い中、みんな元気です。




















羽毛をふくらませ寒さを凌いでいます。



















鵯(ヒヨドリ)

甲高い鳴き声、食欲旺盛、元気のかたまりのようです。


















そのヒヨドリ、かたそうな木の実を丸ごと飲み込みましたよ。


















小啄木鳥(コゲラ)

小さなからだを振って思いっきり樹木を叩きます。


















脳振盪を起こさない強靱なからだにびっくりです。



















この季節、樹木の葉が落ちて野鳥がよく目に留まります。バードウオッ

チャーさんにも頻繁に出会うようになりました。


ご覧いただきありがとうございました。
























この野鳥は美しい!

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        水辺の宝石と呼ばれています



皆さま こんにちは

野鳥ブログの続きです。いつもご覧いただきありがとうございます。


好天気に誘われて近隣の公園を散策しました。

今日は寒気が緩んだゆるんだ所為か、林には野鳥の鳴き声が溢れ、飛び

る姿がよく目に留まりました。


気の向くままに林をゆっくり歩きます。シロハラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨ

ドリを見ながら歩き、再びカワラヒワ、コゲラも見ました。

沢山の野鳥を写真に納めることが出来て帰り掛けたとき、思いも寄らぬそれ

が目に留まりました。


シロハラ(ツグミ科)

ふだん、木陰の暗い地面で食物を探しているのをよく見ます。


















カワラヒワ(アトリ科)

先日と同じ場所で再び見ました。



















コゲラ(キツツキ科)

目の前に留まりましたが、木を叩くことなく飛び去りました。


















それは、約20メートル先の木枝に。胸のオレンジ色が強烈で、一瞬、よく見る

マガラ?!かと思いつつ、カメラでズーム。

じっーと、こちらを見つめている「精悍な顔つき」は、可愛いヤマガラのそれでは

ない!


















顔を振った。嘴が長い!初見の野鳥に、そっと、そっと、逃げませんように。


















もっとアップで撮らねば・・・正面から、これ以上距離は詰められないので、いっ

たん退。左手に回り樹木に身を隠しながら、そっーと接近して撮影。

何と美しい小鳥!写真で何度か見たことのあるあれだ、カ・ワ・セ・ミ!


















帰宅して『日本野鳥大図鑑』の解説を読んでみた。

カワセミ(ブッポウソウ目・カワセミ科)

《水辺の宝石と呼ばれる小鳥である。水辺の木枝、杭、石の上などにとまり、水

面を低く滑るように飛んでいく。空中で停空飛翔(ホバリング)をした後、水中に

ダイビングして小魚を捕らえる。長い嘴に太ってずんぐりした体、そして短い脚

という特有の体形である。頭から背、翼、尾までが青色か緑色に見える。喉は

白く、胸から腹にかけてオレンジ色である・・・》とのこと。


















それにしても、林の小さな水溜まりにも飛来するものですね。野鳥のことは全く

知らない事ばかりです。

背中の美しいブルーが印象的でした。素敵な野鳥に出逢えて、今日一日、ほの

のとした気分になりましたよ。(笑)


















ご覧いただきありがとうございました。

































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立春に咲く

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         サボテンの蕾&花


♪「春は名のみの風の寒さや・・・」

立春を迎えましたが寒い日が続いています。

皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。


今日は、気温-2度~10℃の寒い天気予報でしたが冬晴れの一日で

した。陽射しさえあれば、このごろ温室の中はぽかぽか陽気になります。


















早春咲きのサボちゃんたちが、待ちに待った花を咲かせ始めました。

(神奈川よりも遅れているようです・笑)ご紹介します。


①バラ丸(Turbinicarpus valdezianus)


 普通単幹。これは頭をカットして仔吹きをさせ、群生球に仕立てたもの。

 埼玉のT氏が年数を掛けて作出。


















 近々、一斉に開花すると球体が隠れるほどのお花の山になることでしょ

 う。


















②赤花精巧殿(Turbinicarpus pseudopectinatus rubriflorus)

 

 バラ丸に似ていますがよく観察すると刺も違います。ワラジムシを連想さ

 せる白い刺です。





















 これは赤花種で紫に近い花を咲かせます。


















③太白丸(Thelocactus macdowellii)


 純白刺に桃色花が映える美しいサボテンです。


















 アメリカ輸入種子を撒いて、実生で数鉢育てています。


















④カルメナエ(Мammillaria carmenae)


 マミラリア属の小型美種サボテンの一つです。故アルフレッド・ラウ氏が

 メキシコの自生地で発見。日本へは比較的新しく導入されたらしい。とは

 言え、私がそれを見たのは、もう30年も前のことです。当時、名前、姿か

 ら衝撃的な印象を受けました。


















 現在は、たくさん繁殖されています。刺、花ともに変化に富んでいます。


















 この時節、サボちゃんを手に取って蕾を探すのも楽しく、見つかるとうれし

 いものです。

 多くのサボテンに蕾を見ることができました。


⑤銀河(Мammillaria saetigera)

 

 球体上部の側面にぐるりと蕾をつけます。密生した白毛の中から桃色の蕾

 が膨らんでくるのでわくわくします。



















⑥月華玉(Pediocactus simpsonii)


 これは三十年前の古い輸入球。北米の難物が長く生きてくれて、毎春、蕾を

 見ると安堵します。

















 

 

 こちらは温室の内張りの中。約30℃のぬくぬく。寒がり屋さんを入れています。

 ロホホラ属の銀冠玉が時節はずれの花を咲かせています。


















 ビニールをめくると熱気がむんむん。ファーマットを敷いていますが昼間は加温

 不要です。

 こうして暖かく過ごさせると、兜丸など「腰折れ」することもなく、元気に春の成長

 期を迎えることができます。


















 潅水。休眠から目覚めたサボちゃんたちに潅水。バケツに鉢を浸し、鉢底から水

 を少し吸わせます。



















 立春。暖かい温室でラジオを聴きながらお世話をします。

 本当に幸せな気分になれますよ。(感謝)


















 ご覧いただきありがとうございました。
























春の植え替え

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    北米の難物種、輸入『英冠』が発根!


皆様 こんにちは

インフルエンザが流行っていますがお変わりはございませんでしょうか。


サボテンブログの続きです。


用土作り


今日は、春の植え替えシーズンが来たのでサボテン用土を作りました。

趣味家によりサボテンの用土は十人十色です。サボテンは特に用土を

選ばず育ちます。今年も難しく考えずに従来通りに作ってみました。


①用土と配合割合

 赤玉土(5)、鹿沼土(2)、ひゅうが軽石(2)、肥料(1)で配合。

















②その他

 「マグアンプK」を少々

 このたびは「粒状の苦土石灰」と「燻炭」も少々入れてみました。

















③肥料(全体の1割程度)

  アイリスオーヤマKKの『ゴールデン粒状培養土』を使いました。

















 


  ペディオカクタス『星華玉』を鉢から抜きあげて根を観察すると、

















  根がペレットを掴んでいます。ゴールデン粒状培養土は効果があり

そうですね

















④微塵ぬき

  各用土の微塵をフルイで取り去ります



















⑤タライに入れて掻き混ぜる

















⑥サボテン用土の出来上がり(僅か約30分で当面の六袋分)

















植え替え


昨冬、輸入球の『英冠』(北米の稀少種)を6本入手しましたが、現地

での赤腐れがあり、既に3本失いました。

残る3本は発根している予感あり。試しに一本抜いてみました。

















無肥料の用土に根を伸ばしています。(安堵、嬉々だぁ!)
















                                                                         

                                                            

そのまま土は落とさず、そーっと、肥料のある用土に植えましたよ。

これで春に新刺が見られれば・・・わくわくします。

















表面に「ゼオライト」を少々。

北米の高山種にはゼオライト(天然沸石、珪酸白土)の追加が良さそう

です。

















続、開花中のサボちゃんたち

ぽかぽか陽気に誘われて、今日新たに花を咲かせたサボちゃんたち。


アロンソイ(Turbinicarpus alonsoi)

根を拗らせて昨年は開花せず。再発根させ、なんとか開花。輸入球。

















ペクチニフェラ(Uebelmannia pectinifera)

南米、ユーベルマニア属の代表種。

開花は春から。蕾が幾つか膨らんできました。実生球。

















松露玉(しょうろぎょく、Blossfeldia liliputana)

昔、カクタス「最小種」と言われ一躍有名になりました。輸入球。

開花は春~秋らしいのですが、加温しているからか冬にも開花中。



















ご覧いただきありがとうございました。





















瑞気満梅花

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         ずいきばいかにみつ


皆様、こんにちは

花と野鳥のブログです。いつもご覧いただきありがとうございます。


きょうは冬晴れの暖かい天気になりました。

近隣の公園を散策すると、梅林一面に甘い薫りが溢れて、めでたい春の

気が満ちておりましたよ。これから見頃ですよ。


梅の開花

















花に来たヒヨドリ



















冬至梅(とうじばい)

















青空に紅花がきれい

















八重寒紅(やえかんこう)

















梅を眺めた後、野鳥を探して林を歩きました。運良く、『ジョウビタキ』と『ルリ

ビタキ』のオス、メス両方に出逢いました。

ジョウビタキのオス以外は、初見です。


ジョウビタキ(スズメ目ツグミ科)


翼に白い斑点があるのが特徴です。冬鳥の代表種。

このたび10m程度の近距離から撮れました。縄張りの範囲をひょこひょこと

移動するという感じで、怖がって飛び去ることはありませんでした。

写真はオス

















オスは胸から腹のオレンジ色が印象的です。

写真はオス

















                                                                              

                                                                               鳴声は聞いていませんが、「カッカッ」「ヒッヒッ」と甲高く鳴くらしい。これが、「火

打ち石」を叩く音に似ている事から「火焚き(ヒタキ)の語源になったと言われて

います。

写真はオス

















ジョウビタキのメスは全体に褐色で地味な色をしています。

写真はメス

















オス同様に翼に白い斑点があるのが特徴です。可愛いですね。

















ルリビタキ(スズメ目ツグミ科)


背中の瑠璃色と脇腹のオレンジ色がきれいです。

写真はオス




































こちらも人を恐れず、10m程度まで近づいて撮れました。

写真はオス

















写真の「瑠璃色」は陽射しの加減で・・・実際は、美しいです。

写真はオス

















                                                                             

                                                                          ルリビタキのメスは頭から背が褐色で、やはり地味な色をしています。

写真はメス

















脇腹のオレンジはオスと同様。可愛いですね。

写真はメス



















このたびは初めてオスとメスの両方を観察できました。精悍な顔つきで

派手な羽毛を纏ったオス。地味な保護色の色合いに可愛い顔のメス。

創造主のたくみはお見事ですね。


野鳥のお陰で歩くのが楽しいです。

ご覧いただきありがとうございました。





















この野鳥、elegans

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       ミヤマホオジロとの一瞬の出会い


皆様 こんにちは

明日から、三寒四温の「寒」です。こちらでも最高気温が連日ひと桁の

予報です。

お気を付けてお過ごし下さい。


野鳥のブログの続きです。

このごろ愛鳥家の方々が近隣の公園に大勢来られるようになりました。

春は探鳥のシーズンです。歓談の中で話題になる野鳥は「ミヤマホオジ

ロ」です。先達から「スマホ」にファイルした写真を見せて頂くと、頭の黄

が目立つ美しい野鳥です。今、愛鳥家の人気度№ワン、Doremifaも

非見たいと思う。


先日の日曜日、ミヤマホオジロを探しに出掛けました。日曜日の公園は、

マラソンや犬の散歩、トランペットの練習、花見や探鳥など色々と楽しむ

人が訪れ賑わいます。

それで、早めに出掛けて探鳥のポイントへ。

















人気のない梅林の地面に目を凝らします。お目当ての野鳥が来るかどう

かは運次第。しゃがんだまま待つこと15分。1羽の鳥が飛来し、落ち葉が

わずかに動く。スズメ?と思いつつ、20メートル先をズーム。ファインダー

に黄色がちらちら。


















急いで、シャッターを押す、押す、押すと、消えた!どこへ?何と、目の前

5メートルに来た!身体を固めたまま撮る、撮る、撮る!

何と美しい!地面の木の実を食して遠くへ飛び去りました。

息詰まる一瞬でした。ピントが甘くなりましたが、運よく撮れました。

















ミヤマホオジロ(深山頬白、スズメ目・ホオジロ科)

 種名 Emberiza elegansは、『優雅なホオジロ』の意味

















顔(眉と喉)の黄色が印象的です。

それに、頭の長い羽毛(冠羽)が強烈。出会ったのはオスです。

















木の実を咥えています。

意外と怖がらず、直ぐ近くで落ち葉を掻き分けて餌を探していました。


















追記


春物自清美(しゅんぶつおのずからせいび)


  万物が春になると自然に清く美しく変わります。

  そして、人は心癒され、また歩き出すことができるのです。

                       (出典)元好問


ご覧いただきありがとうございました。













球春、いよいよ 

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                甲子園チケット


皆様、こんにちは


明日は、全国的に寒い一日になるとの予報です。

お風邪など召しませぬようお気を付けて下さい。



寒いとは言っても、カレンダーをめくると、もう弥生3月ですよ。

カレンダーには、水晶採集旅行、プロ野球観戦、サボテン仲間の集い

京都モネ展(貴重すぎる名画、「日の出」から「睡蓮」まで展示)など予

定がいっぱいでルンルンしてきます。


夕方、三番館で「ホット」を頂きながらスポーツ紙に目を通していると、

らのカープは順調にキャンプを打ち上げたとの記事。開幕、間近です。

















甲子園でのカープ緒戦を観戦すべくチケット入手に奔走。

なんとか購入できました。

今年もカープには頑張ってもらって、「廣島ぶらり旅」を楽しみたいもの

です。



















ご覧いただきありがとうございました。








水晶の採集・愛媛県へ

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     春がいっぱい、水晶もいっぱい


皆様 こんにちは

今日は季節はずれの暖かさでしたが、明日から「寒」の予報です。

お風邪などを召しませぬようにお気を付けて下さい。


久し振りの水晶採集ブログです。

1月は益富地学館主催の「石を楽しむ新春交流会」(京都・みやこめっせ)に、

月は滋賀県・湖南アルプスに水晶探索に出掛けました。

このたびは本格的な遠征です。所用のついでに足を伸ばし、Sさんと愛媛県

之川鉱山に出掛けました。


道中、西条市の「加茂川」河川敷で早咲きの桜を見ました。

可愛い花が満開、メジロが群れています。

















今年初見の桜花。春の訪れに心が躍ります。

















翌朝、西条市のホテルを出発。市之川鉱山のアンチモンの里へ。ここから

山には入ります。

12月の続きです。前回、水晶の転石から、ズリを発見。広範囲の下草を掻

き分けながら水晶を拾いました。タイムアップ寸前に埋もれた坑口も見付け

ました。

このたびは、坑口近くの地面を掘ることにしました。前回、表面に洗い出され

のは氷山の一角と思ったからです。予想通りでした。ズリ石に混じって、水

がぽろぽろと出てきます。半端でない、すごい量です。

手のひらサイズの群晶が出て、おおっ、出たー!と歓声。土の中にキラッと輝

く水晶が転がって、それを手にする嬉しさ。水晶掘りは楽しいですよ。

また(笑)、♪「疲れを知らない子どものように・・・」、夢中になって遊びましたよ。

















鉱山が稼働していたのは明治8年(1875年)から昭和32年(1957年)まで。

ゴミ同様に捨てられた水晶を約百年ぶりに土の中から採集。大きな傷もなく、

テリがあるので綺麗です。穴を埋めて昼前に終了。

二人のリュックは、山からの頂き物で重い、重い、感謝。

麓の山里でお花見をしながら昼にすべく下山。


お花見弁当

甘い香りが溢れています。今年初めてのウグイスの鳴き声が心地好い。

















周辺散歩

あちらこちらに菜の花の黄色が眩しい。なんだか、日差しの中で、もう初夏の香

りを感じます。

地元の方のお話では、以前に養蜂を行っていたので菜の花を育てたとのこと。

















珍しいシロバナタンポポです。日本古来からのタンポポは好いですねぇ。

主に、四国、九州に多く生えているとのこと。

Doremifaの関西では、ほぼセイヨウタンポポです。

















帰路は、約5時間半のドライブです。自然いっぱいの山で英気を養ったのでルン

ルン走れました。

淡路島南端Pで見た日没

















採集した水晶から


①群晶


























②ずんぐりタイプ

















③ヘッドも綺麗

















④錐面(左側)が骸晶のように凸凹

















⑤同上の右側、再結晶しています




















⑥鉱物が付着



















⑦鉱物が付着

















ご覧いただきありがとうございました。

























花かんざし

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         菊水、あれから33年


今日は一日、雨がよく降りました。


温室では、植え替えの終わったサボちゃんたちが、新刺を出したり、蕾

を持ち上げたり、花を咲かせたりと生長が目に見えてきました。


菊水綴化(Strombocactus disciformis f.cristata)


今年も無事、花を咲かせました。花かんざし、お見事!

例年よりも、球体が青々と膨らんで花つきが良いです。

要因は?夏は潅水を控えましたが、秋口から、折々、腰水で給水を試み

たから。春の体力を維持できたようです。




















年々、綴化(てっか又はせっかと呼ばれている)は伸びています。

現在、約56センチ。3年前と比較して11センチも伸びているので驚き。

























                                                                          

                                                                          

                                                                                            球体を締め付けると厄介。それで、傾けて植えたり、先端部に石を置いた

りします。前に成長できないので、中央部が大きく捻じれてきました。



















この菊水、栽培すること33年になります。

1983年(昭和58年)に大阪・山城愛仙園が輸入したものです。当時、園

を訪問した時にこの菊水が目に留りました。

径11センチ、高さ約4センチの単頭球。野生株らしい扁平な姿形に惹かれ

て購入。憧れのサボテンを入手して大切に持ち帰ったのが思い出されます。


当時の山城愛仙園、写真リストに載った菊水綴化は14株。

綴化種は珍しくて高額。眺めて感嘆するだけの高嶺の花でした。

これらのサボテンは、現在目にすることもなく、消滅したことでしょう。

















購入後、無事に発根。その後、先細りに見掛けが悪く生長。しかし、数年後

本来、点であるべき生長点が異常を起こして帯状に。

春が来て蕾が横にならび花を咲かせたので、これは、分頭ではなく綴化です。

サボテン栽培の中で初めて経験した不思議な現象でした。















                                                                         菊水の故郷は、メキシコ、ケレタロ州の高い山です。

山の崖に生えています。手前は深い谷。陽当り、風通しのよい環境です。






















                                                                          

                                                                            

                                                                         近付いて観察すると、山土に埋もれて、化石を見るように生えていました。

遠路遥々、我が家にやって来たサボちゃんです。

上手く付き合って、お互いに長生きしたいものです。


















開花中のサボちゃんたち①


菊水の花

  輸入球、徒長気味

















菊水の蕾

  輸入球

















赤花菊水の花

 輸入球、小型種、菊水と自生地も離れている

















赤花菊水の花

  接木・交配中

















赤花菊水の花

  接木・交配中

















バラ丸群生球

  頭をはねて強制仔吹きさせたもの

















バラ丸群生球

 花色が微妙に違います

















バラ丸と精巧殿(右上)

  バラ丸は長年作っても仔吹きは少ないです(手前の二鉢)

















精巧殿

  実生小苗、小さいうちから開花、白~ピンク~赤花と多彩

















Мammillaria サンチェス・メホラダエ

















Мammillaria 銀河

















Pediocactus シンプソニー V ニグリスビヌス RP2

 ペディオカクタス各種、蕾が膨らんできました

























                                                                          

                                                                         

                                                                             いよいよ、サボちゃんたちの季節到来。もうすぐ百花繚乱となります。


長くなりました。ご覧いただきありがとうございました。





































京都ぶらぶら歩き

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          京都モネ展~


京都市立美術館のモネ展に出掛けました。このたびは『印象・日の出』が

公開されたので見ておきたいと思いました。



















平日でも来館者は多く、館内では2~3列に並んで牛歩遅遅の歩み。絵を

見ながら幾つ目かの展示室に入った瞬間、それが目に留った。


大勢の人の背中越しに見た絵は、淡い透明感のある絵。後光が差すと

うか、その一隅を明るく照らしていました。


これが、クロード・モネの『印象・日の出』でした。

モネが1872年に描いた絵で「印象派」の名前の由来になったと言われて

います。フランス、ル・アーヴルの港の風景が描かれています。


やがて絵に近付くことが出来て、食い入るように凝視。

風景の輪郭はぼんやり描かれています。船も漕ぎ手も、煙突も煙も、建物や

クレーン?らしき物も・・・全ての形状がぼんやりと・・・それでいて、日の出の

間に居合わせているような臨場感があるなぁ・・・これまでにない感覚の絵。


モネの若い頃の作品で、この絵が出たときの評判は、「未完成の絵、即効で

描いただけ」とよくなかったとか。

形状や質感はぼんやり、それでいて、とても脳裏に焼きつく絵でしたよ。

もう一度戻って、この絵を繰り返し見てから出口へ。素敵な絵が見れて幸せ

★写真はポストカードから

















お昼を美術館近くの蕎麦処「権太」で戴く。

おすすめメニュー「京のっぺ御膳」は美味しかった!



















高瀬川沿いに四条から三条まで歩いてみました。

幕末の史跡が目に留ります。

















土佐藩邸跡

脱藩を赦免された龍馬が「お叱り」として七日間謹慎していた屋敷跡

があったそうな。彦根藩邸跡もありました。

















高瀬川

江戸時代の京と伏見、大坂をつなぐ水運ルート。

志士たちは深夜の入洛や逃亡のためにも高瀬川沿いに住んだと言わ

れています。

















坂本龍馬寓居之址

龍馬もたびたび入洛、高瀬川沿いに住家を構えていたようです。

















「池田屋騒動」の跡地

あれ、今も池田屋さんの看板が掛かってお食事処として繁盛しておりま

した。

















表の掲示板には、「騒動」の詳細が紹介されていました。殉職者として

勤皇志士12名、新撰組3名のことも。

















瑞泉寺(ずいせんじ)

高瀬川沿いに歩いていたら、境内の梅の花が目に留り入ってみました。

住職さんのお話では、「明日、枝を切る」とのこと。綺麗な梅を見せていただき

ました。(多謝)

















ご承知の通り、豊臣秀次一族の菩提を弔うために建立されたお寺です。

秀頼が生まれてからは、なんとも、不幸な運命に・・・。

















寛永堂(かんえいどう)

お上さんのお話では、創業は徳川家光の時代だそうで・・・びっくりです。

















「黒豆茶」はすごく美味しかった!ごちそうさま。

















黒豆茶と黒豆茶羊羹をお土産にしました。

















先斗町(ぽんとちょう)

♪「冨士の高嶺に降る雪も 

京都先斗町に降る雪も

雪に変わりは ないじゃなし

とけて流れりゃ 皆同じ」

鴨川と高瀬川に挟まれた昔の花街。細い路をぶらぶら歩いて電車に乗り

ました。

















京都の一日を楽しく過ごせましたよ。



ご覧いただきありがとうございました。



















春、陽射しの中で①

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          カワセミ(翡翠)


今日も陽の差す暖かい一日でした。

皆様、お元気でお過ごしでしょうか。


こちら関西では桜の花が咲きましたよ。

♪「春は桜のあや衣・・・・」、散策が心地よくなります。 

















原っぱにはタンポポの黄花も目立つようになりました。

もうすぐ、蝶が飛び交うことでしょうね。

















散策がてらに近隣の公園で野鳥を撮り続けています。足繁く通っている

うちにどの種の野鳥が、何時頃、何処にやって来るかといった詳細な野

鳥情報が頭の野鳥マップに入力されて、野鳥を撮りながら歩くのが楽し

なってきました。


探鳥の季節たけなわで、遠方からも愛鳥家の方々が自転車やマイカー

大勢やって来られます。趣味のことだから会話が弾み、野鳥やカメラの

ことなどを歓談しながら人との出会いも楽しめるこのごろです。


最近、たくさんの野鳥を写真に撮りました。カメラが本格的でないのでお

粗末ですがご紹介します。


カワセミ


林の中の小さな水溜り。横幅20メートル、奥行5メートル程度の真ん中に

突き出た木の枝に留っています。


















メスです。下の嘴が赤いのでオスと区別するそうです。


















じっとしています。時折、頭(眼)だけ左右に動かして水中を伺っています。

ギロッ!鋭い眼光はハンターのそれ。こちらを睨んだのかと思いきや、水

飛び込みました。


















一瞬、ファインダから姿が消える。どこへ?と目で追うと、水溜まりの淵に。

カメラでズームすると、流石です、捕らえています。


















水中生物はザリガニのようです。大きいのを数分掛かって何とか丸呑み、

飛び去りましたよ。プロの技を拝見、お見事です。


















こちらはオスです。嘴が上下とも黒いのでオスです。


















頭から背中の青が綺麗ですね。


















羽毛にある微細な構造に光が差して青や、時には緑に見えるそうです。




















オスも水中生物を捕食しましたよ。



















このたびは、捕食の様子を観察することができました。


ご覧いただきありがとうございました。

























百花繚乱

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     天平丸(Gymnocalycium spegazzinii)


皆様、こんにちは

桜花爛漫の時になりましたね。週末の今日は近隣の公園に出掛けると大勢

の花見客で賑わっておりました。

















久し振りのサボテンブログです。最近、蒐集した「天平丸」のご紹介をします。

輸入球の天平丸五株を先日の交換会に出掛けたときにお土産にしました。

写真の様に径六センチ程度の小さな株で刺も平凡(?)なものですが、輸入球

なので、自生地を訪ねて目にしたサボテンは懐かしくて欲しくなりました。野生

株らしい球体の凹みや汚れも魅力的で、これから大きく育て花を見るのが楽し

みです。

















この輸入球、最近、信州の堀川カクタスガーデンが輸入し、当園や滋賀の廣仙

園などがネット販売しておりますが、主に12~15センチサイズとやや大きく、

輸入球ですから値段も高価です。

















天平丸の自生地はアルゼンチンです。日本の真裏ですから遠いです。チリーの

アタカマ砂漠でコピアポア属を見たあと、サンチャゴから飛行機でアルゼンチン

第二の都市コルドバへ。アンデス山脈を越えるのに1時間10分のフライトですか

大阪から東京くらいの広い幅をもつ山脈です。

















コルドバから専用バスに乗り、数日間、移動しながら天平丸の自生地も数箇所

訪ねました。

自生地の天平丸は個体差が多様で、特に球体を覆う刺は変化に富んでいて、

どれも魅力的で探して歩くのが楽しいものでした。


天平丸の自生地、 赤茶色の山肌と石ころ

















周りの石に擬態しているような肌色

















こちらはブッシュの中で。浮き上がるような刺

















土に埋もれている、珍しい四頭球

















球体を覆うように刺が密生

















うねる、黒い刺

















端整な刺、いわゆるネコ爪タイプ?

















短刺

















珍しい綴化種、数本見ました

















自生地の風景、手前に天平丸が生えています

★こうしてみると、やはり、野生株はどれも素晴らしいですね。

















日本でも各地の趣味家、業者さんのご尽力で色々なタイプの天平丸が作出され

ています。写真は我が家の天平丸。


褐色刺

















黒刺

















植物は正直で、植え替えや潅水など世話をきちんとやると、サボテンは新刺を

伸ばし、花を咲かせてくれます。そんな開花中のサボちゃんから。


A.鸞鳳玉(らんぽうぎょく)

  高さ38センチの古い株

















同上の花

















М.景清(かげきよ)

   豊かな白毛の中から開花

















М.銀河(ぎんが)

   花がぐるりと出揃いました



















T.鶴巣丸(つるすまる)

  刺の中から開花
















T.鶴巣丸

  密生刺が邪魔をしています



















A.紅篭(べにかご)

  可憐な花です

















長くなりました。ご覧いただきありがとうございました。






























桜花爛漫

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       野鳥をいろいろ撮りました


皆様 こんにちは


近隣の公園を散策すると、今日も大勢のお花見客で賑わっていました。

こちらでは桜もぼちぼち散り始めて葉桜も見られるようになりました。惜

しまれますが季節の移ろいは早いですね。


新しく野鳥を撮りました。

相変わら散策がてらに普通のカメラで三脚も使わずに撮っています。野鳥

はピントを合わせたと思ったら、ぴくぴく動いたり、一瞬に消えたりするので

そういう難しさがありますが、野鳥との距離を数メートルにつめることが出来

れば鮮明な画像が得られるので楽しくなります。


住宅地の悪戯カラスさんや野良猫さんは、目が合っただけで険しい顔つきに

なり逃げてしまいますが、林の野鳥はにんげんを怖がるわけでもなく、こちら

が樹木と同様に自然に溶け込んで静かに待っていれば結構近付いてきます。


素人の撮ったお粗末な写真ですが野鳥は美しく、可愛いですよ。

ご覧いただけると幸いです。


ヒヨドリ

花の蜜が好みです

















同上

沢山居て甲高い鳴き声なのでにぎやかです

















ジョウビタキ(オス)

冬鳥の代表種

胸から腹、尾にかけての橙色が印象的です

















同上

柵、杭のてっぺんなど目立つ所にとまります

















ジョウビタキ(メス)

オス、メス共に翼に白い斑点があります。

















同上

メスは全体的に褐色で地味な色をしています

















ルリビタキ(オス)

夏は標高2000m近い高山に、冬は低地に移動します


















同上

背中の瑠璃色と脇腹のオレンジ色がきれいです

















ルリビタキ(メス)

怖がらないので結構近寄れます

















同上

















                                                               コゲラ

啄木鳥の小型種でスズメと同じくらいの大きさです

















同上

















                           

                             

                            

                            

                                                                           

                                                             

                                                               

                                                          

                                                         ミソサザイ

このたび初めて撮りました。ふだん渓流とその周辺に生息するそうです。

















                                                                            

                                                                            

同上

スズメより小さく、尾を立てるポーズが印象的。

















                                                           

                                                        ミヤマホオジロ(オス)

ホオジロの仲間で顔の黄色が美しいです。
















同上

このたび3~4メートルまで近付いて来ました。

















カワセミ(オス)

お昼前に飛来して林の小さな水溜りで主にザリガニを採食しています。

枝に留って水面下を虎視眈々と。

















カワセミ(メス)

嘴(くちばし)の下側が赤い方がメスです。眼下の獲物を狙っています。
















カワセミ(左がオス、右がメス)

初めてオス、メスのツガイを撮りました。

オスが餌を差し出してメスが食べてくれれば求愛が成就、その写真は撮

れていないのですが野鳥も春ですねぇ!

















おまけ

先日、所用で滋賀県に出掛けた折、土筆(つくし)を採りました。都会では、

そういう場所が少なくなり、久し振りに童心にかえって楽むことができました。

















桜花も、土筆も、野鳥たちも、日本の自然はほんとうに素晴らしいですね。

長くなりました。ご覧いただきありがとうございました。




























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