真っ黒で美しい石榴石
今朝届いた、イチロー選手の4000本安打は素晴らしい朗報でした。
一方で猛暑日(35℃以上)の14日連続記録。こちらはうんざりです。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
先日、Sさんと石榴石の採集に出かけました。
採集地は標高約1500メートルの山です。連日の猛暑日ですが、ここは
別世界でした。風が涼しく頬を撫で、ススキの穂は高く伸びて、秋の到来
を感じました。
山土をフルイに掛けてみました。持ってきた土がダメだと一粒も出ません。
一粒でも入っていれば元気が出ますが、簡単には出ません。彼方こちら
の土を篩って、試行錯誤。2日目になって、石榴石溜まりの土があるらしい
のに気付きました。(川にトパーズ溜まりがある様に)こういう土からは、一
回で小粒ながら20粒程の石榴石が採取できます。
それでも、1センチサイズとなると、希にしか出ません。これを呼び込むのは
「運」でしょうか。それとも、「根気」と「要領」でしょうか。
それも、完全結晶の美しいものとなると、一粒お土産に出来るかどうかは厳
しいですね。
成果は芳しくありませんが、涼しい山で、のんびりと遊びました。至福の二日
間でした。(謝々)
採集した約1センチサイズの満ばん石榴石です。テリがあり綺麗です。
このたびは岡谷市のホテルに宿泊しました。
岡谷市と言えば、製糸業を思い出します。1900年代初頭、日本の製糸業
の中心でした。現在も「東洋のスイス」と言われるほどに精密機械工業が盛
んとのこと。
入浴後、夕食を兼ねて市内を散策。諏訪湖畔まで歩いてみました。思った
より遠く、片道約30分の散歩になりました。湖畔の夕暮れは素敵でした。
湖畔に建設されている釜口門です。
ここを源流にして天竜川が南西に向かって流れています。
此の辺りはウナギの産地として有名で、湖畔にはウナギの食事処が目に留
まりました。
岡谷市の駅周辺を散策しましたが、静かで落ち着いた雰囲気の街でした。
ホテルに戻る途中、信号のない横断歩道に差し掛かった時、走ってきた車が
停止しました。手を挙げなかったのに停止。私の街では、考えられない心温ま
るマナーです。街だけでなく、人の心も落ち着いている様に思えました。
和室のあるホテル、美味しかった中華料理店。またの機会に利用したいと思
いました。